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2016.04.03
レスリング

【レスリング部】専大初の女子選手が誕生!

 4月3日(日)に駒沢体育館でジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会が行われた。専大からは、今年入学した小西利佳(商1・野々市明倫高)がレスリング部で初となる女子選手として出場した。結果は初戦敗退だったが、善戦を見せた。

▲専大初の女子選手・小西


序盤先制されるものの、すぐさま連続攻撃で逆転する。相手の攻撃を巧みにかわし前半は4-2でリードする。

後半も、相手の集中的に足を狙うタックルに対し「臨機応変に対応できた」と言う通り相手の攻撃を凌ぎ、押し出して5-2とリードを広げる。

▲技を仕掛ける小西


しかし、終盤後ろを取られ2点奪われると、相手の捨て身の攻撃に耐えられず残り1秒で2点奪われ5-6とされ敗れてしまった。

試合後「悔しかった」と率直に語った通り、とても惜しい試合だった。今後の課題は、「自らの得意技を作って、相手にその技をしっかりかけていくこと」と力強く語った。

 専大レスリング部初の女子選手ということで、専大を選んだ理由について聞くと「監督・コーチ陣が素晴らしい人たちで、選手たちも優しく面白い。そんな環境でレスリングがしたいと思った」と笑顔で答えてくれた。初の女子選手ということも、特別意識は持っていないという。

▲木村コーチと小西


 現在は、男子と同じ練習を行っており「体力の差が大きく、ついていくのが大変」と話す。また同時に、子供たちの練習にも参加することがあるという。専修大学では「TEAM BISON’S by SENSHU-UNIV.」という「専修大学少年少女レスリング教室」を開いている。この日も沢山の子供たちが参加しており、小西も熱心に子供たちの試合を観戦していた。子供たちとの触れ合いも大事にしながら、日々の練習で技を磨き、専大レスリング部に新たな風を吹かせてほしい。

(文=谷田祐樹・法2、写真=冨樫幸恵・文2)