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2026.10.28
柔道

【柔道部】創部初ベスト8!背水の陣で挑んだ4年生最後の団体戦

 〈全日本学生柔道体重別団体優勝大会=10月24、25日 尼崎ベイコム体育館〉

 

 

専大柔道部は全日本学生柔道体重別団体優勝大会で創部初のベスト8入り、5位入賞を果たした。

 

▲ベスト8入りを果たした柔道部

 

初戦は福岡大学との対戦。先鋒、次鋒戦で引き分けに終わり、五将戦で指導3つを受け、福岡大学に先制点を取られた。しかし、中堅の川村拓也(文3・盛岡南高)が隅落、内股の合わせ一本を取り、続く三将の岩渕善慈(文2・開志国際高)が大内返で技ありを決めた。そして副将の笹原浩生(経営3・國學院大學栃木高)、大将の鎌倉啓太郎(経営4・習志野高)が子外掛で一本を決め、1ー4で勝利。順調なスタートを切った。

 

▲ 大内返を決める岩渕

 

続く2回戦は部員、監督が声を揃えて「印象に残った」という山梨学院大学との戦い。

先鋒の田宮令都(法4・作新学院高)が大外刈を決め、一本を獲得。次鋒、五将戦でそれぞれ一本を取られ、続く中堅戦では引き分けと苦しい戦いとなった。三将の岩渕が技ありを決め、持ち返すも副将戦で有効を取られてしまう。勝負を決める大将戦では鎌倉が有効、技ありを獲得、また相手選手に指導3つを取らせ、相手の反則負けで勝利した。

 

鎌倉と同期の鳩間賢信(商4・札幌山の手高)は「鎌倉の最後、指導3を取るところがやっぱりキャプテンとしてかっこよかった。素直に同期としても尊敬できる存在」と鎌倉の強さを讃えた。

66kg級エースで出場予定だった西山倖生(経済4・桐蔭学園高)が欠場となり、万全なコンディションとは言えなかった。

 關龍聖監督は「西山がいない時点で、うちは山梨(学院大学)に勝つのは難しいかなって考えていた」と語る。

山梨学院大学の、全日本学生柔道体重別選手権大会や全日本ジュニア柔道体重別選手権大会で好成績を収める強豪相手に圧倒的な実力を見せつけ、ベスト8の戦いへ駒を進めた。

 

▲2回戦の鎌倉

 

2日目の3回戦は法政大学との戦い。試合前、キャプテンの鎌倉は「今までしんどいことやってきたし、今まではベスト8に行くのに惜しくて終わって、でもそれが思い出になっているというか、良かったね、あの時悔しかったな、あれがなっていればなっていうのがずっと続いていて、それが良しとされていたところがあって、でもそれは捨てて欲しくて。本当に新しい俺たちで行くぞ」とメンバーを奮起させた。

先鋒戦、三将戦で一本、有効を取られ、次鋒戦、中堅戦で松井達也(文3・東海大学附属札幌高)、川村が一本を取り返す一進一退の戦いが続く。またも勝負を決める試合となった大将戦には田宮が出場した。両者一歩も譲らない勝負が進み、鎌倉の「田宮やり切るぞ!」の声がけと共に背負い投げを仕掛け、有効を獲得した。

 

▲ベスト8入りを喜ぶ鎌倉と田宮

 

4回戦は東海大学との勝負。果敢に攻めの姿勢で試合を進めるも4ー0で敗退に終わった。

 

試合終了後、關監督は「鎌倉というエースがいる中で、そこ頼りにならないようにみんなで一丸となって責任感持って勝っていこうっていうのが体現できたような試合だった」と振り返る。特に今回のMVPは田宮だという。田宮は、東京都学生柔道優勝大会や全日本学生柔道体重別選手権大会では中々思うような結果が出せなかった。その中で「本人は本当に悔しかったと思う。1回落ち込んで、練習も1週間休んでいた中でここまで戻して結果を残してくれて良かった」と安堵の表情を見せた。

田宮は「休んでいる間もサポートしてくれる同期たちがすごく心の支えになって、復活してから22歳の大人が練習していると思えないくらい濃い稽古を積めた」と語り、厳しい練習があってからこその結果を手にいれることができた引退試合となった。

 

背水の陣で挑んだ今大会。創部初のベスト8入りを果たす輝かしい成績を収めた専大柔道部の今後の活躍に目が離せない。

 

 

 

~最後の試合になった4年生からこれまで応援してきてくれた人たちへのメッセージ~

田宮

「何不自由なく、自分の大好きな柔道を最後まで満足するまでやらせてくれてありがとうございました」

鳩間

「応援が最後の力になって、本当にありがとうございました」

坂本晃一郎(商4・高知高)

「本当に応援ありがとうございました。やっぱり1年間去年苦しい時期で色々なことがありましたが、その中でベスト8残したっていうのは陰ながら応援してくれた人達のおかげだと思うので今後も専大柔道部をよろしくお願いします。インスタのフォローもよろしくお願いします!」

 

~部員に向けて~

田宮

「4年間本当にありがとうございました。大好きです」

鳩間

「後輩たちもすごく強いから、来年からもベスト8とかそれ以上を目指して頑張って欲しいです」

坂本

「来年も頑張れと言いたいところなんですけど、ベスト8目指すんじゃなくて1つ1つ勝っていくっていうのが大事で、自分たちが抜けた代の人たちにもそれは大事にしてほしいと思います」

 

<結果>

第一試合

福岡大学―専修大学 1-4

第二試合

山梨学院大学―専修大学 3ー3(内容勝ち)

第三試合

法政大学―専修大学 2―3

第四試合

東海大学―専修大学 4―0

 

文・写真=河野楓(文2)