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2016.01.01
バスケ

【男子バスケ部】天皇杯で西宮に敗退。4年生の引退が決まる


 1月1日、東日本大震災復興支援 第91回天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会1回戦が行われ、NBL12位の西宮ストークスと対戦した。立ち上がりこそ固さが目立つものの粘り強さをみせ、4点差まで詰め寄る大健闘。しかし、西宮の底力を魅せられ84-108で敗退。この試合をもって4年生の引退が決まった。


専大84(11-35,31-18,23-24,19-31)108西宮ストークス


<スタメン>

#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)

#6  渡辺竜之佑(経営3・福岡第一高)

#10 大沢希晴(経営1・長野俊英高)

#7  國分大輔(経営3・名古屋大谷高)

#32 野口夏来(経済1・福大大濠高)



 第1ピリオド早々シュートを狙うもなかなか決まらない。西宮の早いパス回しと力強いディフェンスに圧倒される。そのまま流れを掴めずに11-35で第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、#10大沢が流れを作りだし開始4分で25-39と点差を詰めていく。そのまま流れを引き込み#10大沢、#7國分らが4連続3Pシュートを決め、42-53で前半終了。

 第3ピリオドに入っても勢いは止まらず、#32野口のジャンプシュート、#6渡辺のスティールからの速攻、#11秋山の3Pシュートと、西宮を無失点に抑え、49-53と4点差まで詰め寄る。しかし西宮も黙ってはいられない。#54ガードナーが11得点を挙げ対抗し、51-66と再び点差を広げられてしまう。意地をみせる西宮と粘りをみせる専大は65-77と12点差で最終ピリオドへ。

 第4ピリオド開始早々、西宮の猛攻を受ける。20点差まで離されたところでタイムアウトを取るも西宮の速い展開からの得点を止められない。最後まで4年生の#21山本健司郎(文4・アレセイア湘南高)、#34小西拓実(経済4・長崎南山高)中心にゴールを狙う。試合終了間際には#34小西が得点するも、追い上げには至らず84-108で試合終了。


 新年1発目の試合は敗退となったが、最後までチームの一体となる姿を見ることができた。4年生はこれで引退となるが、4年生の作り上げた”チーム”の成長はこれからも続く。


(商2・斉藤葵)

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 ▲#10大沢がゴールを狙う


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▲#34小西がシュートを決め会場が湧く




以下コメント


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佐々木優一監督

「シーズン中ずっとやってきたディフェンスからプレッシャーをかけるということと走るということ。相手が人数の少ないチームだということは分かっていたのでこちらがどれだけ走って体力を奪うことが出来るか。個人個人で自分のプレーでどれだけ得られるものを見いだせるかがポイントだった。立ち上がりの固さはあったが、後からでた選手を中心にしっかりとディフェンスからできていた。そこから自分たちのバスケができた。

来シーズンは0からでなく、今まで積み上げてきたものに上乗せしていきたい。

注目選手は今日の試合でも動きが良かった、#10大沢。いいものをもっているし、今日の試合で自分自身得られるものもあったのではないか。まだまだ経験の少ない選手なので、これからもっと思い切ったプレーを期待したい。

今年の4年生は例年にも増してまじめだった。やることもしっかりやっていた。特に4年生同士、本当に仲がよく、結束力を感じられた。4年生の意識で、チームとしてはもちろん、下級生の普段の振る舞いも変わった。辛いターニングポイントを迎えてもめげずに前を向いてしっかりやってくれた。

来シーズンの目標はリーグ戦10勝。昨シーズン以上というのは絶対で4つを見据える。入ってそこから上を目指せるチームになること」



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#24田代直希(商4・東海大浦安高)

「4年目が1番真面目にバスケに取り組んだ年だった。1、2年と1部でやってこられたから3年もなんだかんだいくと思ったが、うまくいかなかった。ここで入替戦を経験したことが、4年目の原動力になった。今までは先輩方に引っ張られてきたが、引っ張る側の難しさを実感した。人に言うからには自分が言える程のことをしなければならない。成長できた4年間だった。注目選手は#6渡辺。今年も何回も助けられている。これから最上級生として、1年から試合に出ているという経験を活かしてやっていってほしい。もっと本気でやれば結果もついてくる。練習から本気で頑張ってもっと強くなって欲しい」



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#6渡辺

「今シーズン振り返ると楽しかった。自分たちより上の人達と戦う機会が多くておもしろかった。(個人的には日本大学生代表として日韓戦やオールスターも経験したが)自信はなかったが、自分の持ち味を活かしてやろうと思って臨んだ。身長もでかく、身体も強い。もっとフィジカルをつけないといけないと実感した。来シーズンの目標はベスト4。宇都さんや田代さんがやってきたように、練習中から積極的にチームを引っ張っていきたい」