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▲(左から)上山、平松、和田
箱根駅伝本選出場を懸けた予選会まで、残された時間はわずかとなった。総合13位で破れた前回大会の悔しさを胸に、逆襲に燃える専大陸上競技部。夏合宿では、一人一人が自らの課題と向き合いながら、走力とチーム力を磨き上げている。勝負の秋を目前に控え、箱根駅伝予選会3位通過・本選シード権獲得に向けて鍛錬を重ねる選手たちの声をお届けする。(取材は8月25日に行いました。)
Part1はこちら↓↓↓
【陸上競技部】夏合宿インタビュー① あれから1年、最後の勝負 上山・平松・和田(Part1)
──2次合宿の同部屋の選手と合宿の楽しみは
上山詩樹(経済4・敦賀気比高)
「僕の同部屋は西(=広翔、経営2・専大松戸高)と水津(=智哉、経済3・今治北高)です。合宿の楽しみは、やっぱりいろんな選手とコミュニケーションが取れるというところです。1次合宿でも1年生との交流とかで、今まであんまり話せなかった選手と交流することが増えたので、そういったところでは意外な一面が見れたり、新たなコミュニティができたりとか、そういった面で楽しいかなと思っていますね。やっぱりいつも以上に同じ時間を過ごすので、その中でお互いやっていることを一緒にやってみたりして、そういったところも楽しみの1つなんじゃないかなと思ってます」
──ちなみに、いろんな選手と交流する時にどんな話をしているのか
上山
「他愛のない話ですね。アイス食べに行こうぜとか。大学生の男子がしゃべっていることなので、ご想像にお任せします」
平松龍青(経済4・中部大第一高)
「同部屋は髙木(=崚平、経営3・洛南高)と田畑(=里空、経営1・関大北陽高)ですね。合宿の楽しみは息抜きの時間にアイスを食べに行くとか、そういった時間になるのかなという感じで。競技に集中する環境で、すぐ簡単にどこか行けない中で、息抜きの時間は唯一の楽しい時間かなという風に思います」
和田(経営4・三浦学苑高)
「同部屋は若林(=千大、経済3・相洋高)とフォレット(=伊庵、経営1・専大松戸高)です。合宿中の面白いところ…ポイントですね。怒られるかもしれないですけど、誰かが垂れるとよりやる気が出るんですよ。全員ができるようなメニューじゃないのに自分ができた瞬間が一番気持ち良くて面白いんで。合宿はそういうギリギリのポイントというのがいいと思うので、それができた時が僕は陸上やっていて一番楽しいと思っています」
──箱根駅伝予選会の個人的な目標は
上山
「僕は(フリー走か集団走か)どっちになるかわからないんですけど、任された仕事を果たすというところが僕の目標というか、個人的にどういう役割が与えられるか正直わかってはいないので。そういった中で与えられた役割に対して貢献する、それ以上の走りをするというところが求められているのかなという風に思うので。もちろん、『前の方で戦ってこい』と言われる想定もしつつ、どういう想定でも対応できるようにしていきたいなと思っています。なので、言われたことに対しての準備というところは、怠らずにやろうかなと思っている次第であります」
平松
「体の状態とか調子というのは当日に近づくにつれて目標がはっきりしてくるものだと思っているので。具体的には上手くいかないところもあると思うんですけど、僕の気持ちとしては予選会で専修大学の日本人トップでゴールすることと、62分台ではマストでゴールするという強い気持ちで目指してます」
和田
「自分はチーム内順位とかは考えてなくて。タイムも正直あんまり考えてないんですけど、2桁順位、100番以内というのを一つの指標というか、自分が走るからにはそのくらいで走らなきゃいけないと思っていて。というのも、2年目に(箱根駅伝予選会を総合2位で)通った時に自分は105番で。その時はチームも通れたので、ある意味自分が100番以内で走ればチームにとっても貢献できるんじゃないかなと思うので、自分が走るなら100番以内というのはマストの目標としてやっていきたいと思っています」
──箱根駅伝予選会に向けて、夏合宿で強化しているところは
上山
「マネジメント能力と上手く走るというところを強化していきたいなと思っています。レースをどう上手くまとめられるかというところですかね。後半の走りが課題だという話をずっとしてきて、そこに対してのアプローチをするという話をしていたんですけど、(課題は)全体を通して上手く走るという力だったのかなという風に思ったことも何回かあるので。その時(のレース展開)に縛られず、長期的な視野を持った走りというところができるように今取り組んでいるところです」
平松
「自分はハーフマラソンにおいて(強化していることは)ハイスピードで押していくというところと、終盤の粘りというところで。(10km地点通過を)29分前半くらいで入って、そのまま多少タイムが落ちていくというようなことはこれまでの経験からしても大体イメージはできるんですけど。やっぱり他校のエースや強い選手たちと競い合っていくには、28分内で入って、終盤でも上がっていくというところが強い選手にはあると思うので、ここに対抗していくにはまだまだ自分の力不足かなという風に思うので。そこを強化していきたいなと思っています」
和田
「自分は本番に力を発揮するための調整力というか、ピーキング力が本番までに必要なところだと思っています。去年も感じたことで、どれだけ練習できても、結局本番で力を出せなかったら何の意味もないので。結構ピーキングが上手くなるって難しいことだと思うんですけど、1つ1つのポイントを大事に準備するとか、どうしたら自分の力が出せるのかというのを、日々試行錯誤しながら強化しているところです」
──最終学年、夢の舞台である箱根駅伝にかける思いは
上山
「1度走らせていただいて、規模のデカさとか、影響力というところは(チーム内でも)感じている方だと思うので。その中で走れる機会があと1回ということで。その1回に対して悔いの残らないようにやっていきたいなと思っています」
平松
「箱根駅伝に対しての思いは、やっぱりみんなが知っているコンテンツであり、そこを走ったというステータスや優越感。走れなかったからダメとも思わないですけど、やっぱり走ったからこそ伝えられるものがあると思うので、そのためになんとしてでも走りたいなと思っています」
和田
「自分が陸上を始めたのも、大学でも続けようと思ったのも、やっぱり箱根を走りたいからですし。箱根駅伝を走った人がかっこいいと僕は思っているんで、走りたいというのが純粋な気持ちで。正直、陸上をやっているからには走りたいというのが僕の気持ちですし、走らずして終われないでしょというくらいに思っているので、何が何でも走ってやりたいと思ってます」
──現時点で本選では何区を走りたいか
上山
「僕は1区です。理由は目立ちたいのと、去年、川崎(=川崎颯選手、筑波大)が走っていてかっこいいなと思ったので。僕もインパクトを与えられるというか、波に乗せられるような走り、かっこいい走りをしたいなと思ったので1区がいいなと思いました」
平松
「4区です。理由は2つあって。もちろん、(双子の弟の)享祐(=平松享祐選手、青学大)が去年走ったというのもあって、同じ景色を見たいなという思いがあるのと。でも、享祐が走ったから4区と言いたいわけじゃなくて。もう1つは、本当にしょうもない理由なんですけど、自分は中学、高校と駅伝を何回も経験しているんですけど、10回くらい走って、そのうちの7回くらいは4区を走っているので。4という数字に恵まれているのかなという風には思うので、4区を走りたいと思います」
和田
「僕は正直、ここというところはないんですけど。というか、なくなったんですけど。強いて言うなら、往路を走りたいなと思っていて。安直な理由ですけど、なんとなくエースが集まっているイメージというか、速い人が往路にいるので。もちろん、復路も大事と思っているんですけど、往路がいいなと思っています」
──箱根駅伝予選会の意気込みは
上山
「2年前にあっと言わせてから、去年はちょっとくすぶってしまったんですけど。今年もわぁっとできるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」
平松
「経験のある4年生と、頼もしい後輩と一緒に必ず予選会突破します!」
和田
「ちょっと重なりますけど、僕が過去3回走らせてもらった意味というか、負けた経験というのも無駄じゃなかったと思えるように。最後、4年目として締めくくりたいと思っているので、意地でも通過したいと思っていますので、応援のほどお願いします!」
取材・写真=門前咲良(文4)

