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11月7日に、平成27年度関東大学アイスホッケーリーグ戦第7回戦、立教大学との試合がダイドードリンコアイスアリーナで行われた。
専大は序盤から得点を重ね、第1ピリオド終了時で早くも4点のリードを奪うと、最後まで攻撃の手を緩めることなく、12-0で大勝した。
試合は第1ピリオド9分17秒、#78武田直道(法4・北海高)と#81東山凌士(法1・日光明峰高)のアシストを受け、#11東山哲士(法3・北海高)が先制のゴールを決める。このゴールで勢いに乗ったか、♯20鈴木壱斗(法2・北海道栄)ら4本のシュートを決め、第1ピリオドを終えた。
第2ピリオドでは、♯81東山、#21上村良一(法1・北海道栄)がそれぞれゴールを決め、リードを6点に伸ばした。
第3ピリオドに移っても専大の勢いは止まることなく、開始直後の19秒、♯11東山の今日2本目のシュートが決まると、さらに立て続けに得点を加える。結果的に12得点を挙げ、勝利した。また、このピリオドからゴールキーパーを♯70高瀬惇司(法2・北海高)から♯32中野晧太(1年・筑陽学園)に交代。♯32中野はこの試合が公式戦初出場だったが、しっかり守りきり無失点の活躍をみせた。
<スコア>
1P 4-0(シュート数22-11)
2P 2-0(30-6)
3P 6-0(36-4)
計 12-0(53-18)
▲公式戦初出場を果たした♯32中野
▲先制点を含む2得点を挙げ、勝利に貢献した♯11東山
▲同じく2ゴールを決めた♯11上村
高橋裕一監督のコメント
「目標にしていた『失点ゼロ』を達成することができてよかった。大量点を取って勝利したが、1点差でも勝ちは勝ちなので。序盤から得点こそできていたが、内容的には自分自身に負けていた。気持ちの準備、心のウォーミングアップが足りていない。第2ピリオド後半からは自分らの思うように試合を進められたが、それでは遅い。点差の陰に隠れて課題はまだまだある。(次戦の青山学院戦について)前回対戦したときは、こちらのミスからボロボロと崩れてしまった。自滅しなければ落とすことのない試合。相手に合わせることなく自分のホッケーをすれば、おのずと結果は出てくるでしょう」
#78武田直道主将のコメント
「第2ピリオドまでは数的不利の状況を作るなど、自分のホッケーがなかなかできませんでした。対戦相手の分析や、チーム全体のモチベーションの高め方など、準備不足な部分があったと思います。12点取りましたが、別に良くできたという感じはしませんし、満足もしていません。タイムアウト明けからはシュートも多く打てたし、足も動くようになり、気持ちを前面に出すことができました。青学は自分らの力を出し切らないと勝てない相手です。全てを懸けるつもりで戦います」
優勝するために負けられない戦いが続くアイスホッケー部。大量得点での勝利にも満足することなく、その視線はすでに次の戦いに向けられている。
(文1・飛田翼)