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2013.09.22
バレー

関東大学-秋季リーグ戦第6戦 専大らしさを取り戻し-、3-1で中大を破る

 9月22日、専修大学総合体育館にて第6戦目となる対中大戦が行われた。昨日は主将の長友優磨(商4・都城工高)が不在の中、3-0で駒大を破った専大は、今日はその長友を含むベストメンバーで中大に挑んだ。結果は3-1で勝利。明日に繋がる試合となった。

 第1セット。専大は1点目からチーム全員で声を出し、いい雰囲気を作る。序盤からリードを保ち、25-19と危なげなくセットを先取する。

 第2セット。両者とも一歩も譲らない展開を見せるも、タイムアウトをうまく使い相手に流れを掴ませない。20-23から意地の3点連続得点で並ぶが、先にマッチポイントとなったのは中大。しかし粘りを見せたい専大は、長友の渾身のスパイクが決まり、26-24で逆転。セットを連取する。

 第3セット。勢いに乗る専大だが、中大が底力を見せる。中盤では中大のサービスエースやスパイクなどで引き離されてしまう。途中、高橋拓也(経済2・東亜学園高)のブロックで中大の新井洋介主将(#1)を二度も止める場面を見せるものの、その後も中大が逃げ切り、22-25でセットを許してしまう。

 第4セット。先程の流れを見事に断ち切り、スパイク・ブロックが次々と決まる。中盤で15-7と大きくリードし、専大バレーを存分に魅せ、25-21で試合終了。セットポイント3-1で勝利し、リーグ戦途中結果は4勝2敗となった。


 今までチームの課題となっていた自分たちのミスが減り、ようやく専大らしい雰囲気とプレーが戻りつつある。明日は3連戦最終日で筑波大に挑む。筑波大は春季リーグで敗れた相手であり、明日こそはリベンジを果たしてもらいたい。 

(金高 結・文2)

吉岡監督

「まだ波があるが、相手ではなく自分たちの問題。終盤つめられているときに圧されてしまうが、雰囲気が良ければ勝てる。長友に頼り切っていたら来年が不安になる。明日の相手の筑波も状態が悪いので、お互いがどちらに転ぶかわからないが頑張る」

長友主将
「先週2敗して精神的に完全に落ちたが、優勝のチャンスがなくなったわけではないので少しでも上位にいけるように頑張る。1セット目で出だしが良くて、つなぎのプレーができていて、2セット目リードされていても、そのつなぎのプレーがしっかりできていたので追いつくことができた。(チームの雰囲気について)コート全体を走り回って流れを良くしようとした結果、勝つことができたので、明日もやろうと思った。昨日出てない分、今日頑張った。明日はリーグ戦前半戦最後の試合なので、しっかり勝って後半に繋げたい」

板宮選手

「1セット落としたが、全体的にいい雰囲気だった。先週2連敗してから、練習のときから常に声を出すようにしている。明日は相手のエースを抑えて3連勝し、いい流れで残りのリーグ戦をやっていきたい」

山本選手

「今日は雰囲気が良かったし、みんながやることをやっていて良かった。明日以降も上級生がカバーして頑張りたい」

藤中選手

「今までうまくできなかったことが今日はうまくできた。スパイクはまだ自分のリズムを掴めなくてうまくできなかった。ブロックの感覚だけは戻ってきた。チームの状態は中間でぐだってしまったが、全体的に良かった。明日は3連戦最後なので、出し惜しみせずしっかり勝ちたい」

高橋選手

「中大はのるとこわいのでスタートから攻めていこうと思っていた。サーブはミスなく無難にできた。3セット目はいつもの悪いところが出てしまったが、4セット目は自分たちで立ちなおして、いつものプレーができたのでよかった。(明日に向けて)筑波には前回負けたので、今回は頑張る」

川波選手

「昨日と違って相手が強かったので、自分たちのプレーをするよう心がけた。今日はキャプテンもいて雰囲気が変わった。昨日はミスが多かったが、今日はムードよく思い切りできた。明日の筑波は先輩たちが全日本インカレで負けた相手なので勝ちたい」

吉澤選手

「自分は調子が悪く、ダメだったけど、点が入ったら喜んで、チームの雰囲気を明るくするよう努めた。明日はとりあえず勝ちたい」

池田選手

「今日はリズムよく試合に入れたのでキャッチが安定していた。チームの状態は、昨日は悪かったが、だんだんよくなってきている。長友主将の存在も大きいと思う。(明日に向けて)まだまだ優勝を狙える位置なので明日も勝てるように頑張りたい」