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2025.11.02
バスケ

【男子バスケ部】残留プレーオフへ!!敗北を糧に残り1試合「自分達らしさ」で

<第101回関東大学バスケットボールリーグ戦=11月1日 日本体育大学世田谷キャンパス 専大54-78早大>


 第1Q早大ペースで試合が進むも清水愛葉(文4・北陸学院高)のシュートで流れを掴み始めると第1Qを25-20でリードした。続く第2Q、立ち上がりは後藤宙(商1・美濃加茂高)の攻守に渡る献身的なプレーが光るも、流れを奪われ37-41で前半を折り返す。後半はメンバーを総入れ変えして臨んだ。立ち上がりから20連続失点で突き放され、45-61で第3Qを終えた。第4Qは後藤(宙)の3ポイントで始まるも両チームファウルが多かった。最終スコアを54-78で終えた。


▲試合後の選手達の様子


 第1Q、早大ペースで試合が進むも清水のシュートと3ポイントで徐々に流れが傾いた。試合後のインタビューで清水は「やっぱり自信を持って3ポイントを打てるように練習から仲間と動き合わせたり、自分はもう絶対やってたので、そういうところは入りから自信持ってやってきた」と自身を持って試合に入れていた事を語った。


▲第1Qで3ポイントを決めた清水


 そこから、笠木憂生(経済2・八王子学園八王子高)、清水(2本目)、松野遥弥(経営4・桜丘高)の3人連続の3ポイントでゲームの主導権を握り始め流れに乗り、第1Qを25-20でリードした。

 続く第2Qは、立ち上がり後藤宙の攻守に渡る献身的なプレーと中央からの切り込んでの得点が際立った。高橋裕心(経済4・能代科学技術高)が3ポイントを決めると早大は前半最初のタイムアウトを使った。タイムアウト後、専大は積極的にメンバー交代を行い、味方のファウルからフリースローを決められると一変する。シュートを決めきれないシーンが続き、37-41で前半を終えた。

 後半は、立ち上がりから連続20失点を喫し、ファウルも多く目立った。最後にはムワンバパトリック(商1・八女学院高)がシュートを2本決めたものの、45-61で第3Qで離されてしまった。


▲感情を露わにするパトリック


 主将の後藤晴(商4・美濃加茂高)は「後半少しミス、ターンオーバーが増えたのでそこに流れを掴みきれず、最後も色んなメンバー、いつも試合に出てないメンバーも出てたので、後半は自分達の流れの時間がなかったので、そういうところを明日もう1回。今日ミーティングで話したが、自分達らしいバスケットで楽しくやって、入れ替え戦に繋げたいと思っています」と収穫を教えてくれた。


▲フリースロー打つ後藤晴


 第4Qは、ファウルが重なりチームファウルは4回と荒れ模様だった。その中でもパトリックのパワープレーで魅せた。しかし、ディフェンスが安定しない専大は最終的に54-78で敗れた。


 佐々木優一監督は「入りの部分だったり、いい部分は出てたが、どうしても今までそんなにプレータイムが無かった選手も出てたりとか、うまく噛み合わない部分が出たりして、それがちょっとミスに繋がったり、失点に繋がった、そういうケースが出てしまったところがあった」と語った。また「もう1回明日の中央戦で修正して、入れ替え戦に繋がるようなゲームをしないといけないなと思う」と入れ替え戦に向けて収穫と課題が明確となった。


 次戦は11/2 、11:00から 青山学院大学相模原キャンパスで中央大学とリーグ最終節を迎える。

文=木田晨一朗(人間科学2)     写真=佐藤佑樹(経済2)