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VNL・世界選手権大会が閉幕し、今期の日本代表としての活動を終えた甲斐優斗(経営4・日南振徳高)が専大に帰還した。今回はメンバーの変わった年でもある今年の代表活動についてインタビューを行った。

▲笑顔でインタビューに応じてくれた甲斐
ーーー今年のVNLは主力選手が3週目までいない中どういう気持ちで挑みましたか?
「代表に入る前にブルテオン(大阪ブルテオン)で活動して、そこでディフェンスの部分を強化したので。それがどれだけ世界に通用するか」
ーーーご自分のディフェンス面で成長したなと感じたことは?
「レセプションも去年より数字がいいので。そこは自信を持ってできているのかなと」

▲レシーブをする甲斐
ーーー武器であるサーブですが、何か考えながら打っていますか?
「コートに入った時は何も考えずに打っています。それまでにできることがあるのでそこまでにしっかりと準備して入っています」
ーーー今年のVNL、世界選手権と結果については?
「去年からメンバーも変わっていますし、やっぱり短い期間で合わせるのは難しいので。最終的な目標はロサンゼルスオリンピックでメダルを取ることなのでそこに向けての第一歩に。イメージとしては良い第一歩ではなかったですけど、そこもロスに向けては必要な過程だったのかなと」
ーーー今年は西田選手や関田選手などが代表にいなかったがそこについて
「西田選手や関田選手はとても安定したプレーをしてくれている選手。セッターが変わっているのは一つ大きかったです」
ーーーパリバレー、ブルテオンでプレーをしての変化
「(トスと)合わなかったときの対処、ブロックアウト、リバウンドは少しずつ身についたんですけど、もっと身に付けないといけないなと。無理して打たなくなったり、ブロックされることが減ったので。まぁ、そこは冷静にプレーできている所もあります。それでも攻める時は打つしかないので、試合経験を積んでそこはいい判断ができるようになっていきたいです」

▲スパイクを打つ甲斐
ーーー甲斐選手が思う学生とプロの違いはなんですか。
「結果が求められるのがプロなので、そこは1つ違いますし、それでもまぁ学生は学生の良さがあると思うので。そこはプロになるための1段階そこがステップなのかなと思います」
と今季の代表活動やこれまでのプロリーグでの活動を振り返った。そんな甲斐は10/24開幕のSVリーグで、内定を決めた大阪ブルテオンの一員としてプレーする。ロス五輪に向け、レベルの高いチームでより高みを目指す。
文・写真=山中美琴(文3)

