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2025.10.24
バレー

【バレー部】2連勝の勢いに乗れず ストレートで敗戦

【バレー部】2連勝の勢いに乗れず ストレートで敗戦


〈2025年度関東大学1部バレーボールリーグ戦第10節対国士館大=10月19日 日体大健志台キャンパス 専大0-3国士館大〉

 2連勝し、このまま勢いに乗りたい専大は国士館大と対戦した。第1セットは、序盤に守備の流れが乱れ連続失点を許してしまう。後半は相手の攻撃に食らいつき粘りをみせるも18-25でセットを落とした。第2セットは、序盤マサジェディ翔蓮(文1・福大大濠高)の鋭いアタックで流れをつかみリードしたが、中盤に相手のスピード感のある攻撃に崩され続けて失点。後半盛り返すことができず点差が開き、19-25でセットを落とした。第3セットは、序盤互いに一歩もリードを譲らず拮抗した戦いとなった。中盤で千葉貫世(経済4・東北高)が連続で得点勢いに乗りたい専大だったが、ブロックアウトを巧みに取られサービスエースを決められると相手の勢いを止めることができず、17-25でこのセットも落としストレートで敗戦した。

▲互いに声を掛け合う選手たち


第1セットスターティングメンバー

OH:#12生田、#25佐藤

MB:#2千葉、#11新居

OP:#23マサジェディ

S:#20森田

L:#7水野 

 第1セットは、序盤から相手に連続失点を許してしまい苦しい戦いとなった。相手の力強いスパイクにレシーブで追いつけず、攻撃のタイミングが合わない場面が多かった。その後も果敢にアタックを仕掛けるものの、相手の高いブロックに阻まれてしまう。後半も相手のペースに巻き込まれ18-25でセットを落とした。

▲相手の攻撃に食らいつく佐藤

 第2セットは、序盤マサジェディの鋭いアタックでブロックアウトを取り勢いに乗った専大がリード。しかし、中盤ブロックポイントを取られると相手に流れを持っていかれ連続失点。タイムアウト後に長いラリーの末専大が得点するなど粘りをみせるも、またも相手のブロックに阻まれ勢いに乗ることができなかった。最後は相手にサービスエースを決められ19-25でこのセットも奪われた。

▲今試合もマサジェディの攻撃が光る

 第3セットは、序盤両者譲らず拮抗した試合運びとなった。専大は相手の強烈なアタックを立て続けにブロックし好発進となった。中盤は相手のサービスエースからの勢いを抑えるかのように千葉がクイックアタックで連続で得点を決めチームを勢いづけた。しかし、後半相手のレフト側からの強烈なスパイクに苦しみ失点を重ねた。佐藤ラニ海(経営1・北海道科学大高)に代わって入った工藤悠雅(法1・北海道科学大高)のクイックで流れを変えたい専大だったが、相手の攻撃に守備のタイミングを合わせることができず、勢いを止められないまま17-25でセットを落とした。

  ▲サーブで勢いづける森田(経営2・日南振徳高)

▲専大の強みであるブロックで得点を重ねる

 千葉は今回の試合を振り返って「タッチが乱れて上手く攻撃につなげることができなかったのでブロックをしっかり固めることを意識した。練習の出だしから慢心してしまいダラダラしていたことが今回の敗因だと思う」と語った。次の試合については「絶対に負けられない試合になるので、気持ちを引き締めてしっかりと調整して臨みたい」と決意を新たにした。


 生田宗原(経済3・昇陽高)は「最初から自分が相手に狙われることは分かっていたので守備に集中した。今回は次につながるミスが少なかった。次の試合はチームにとって大事な一戦になるので各自で反省し気持ちを切り替えて挑みたい」と意気込んだ。


文=作田夏楓(文1)

写真=臼井千晴(文2)