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<第102回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 10月18日 陸上自衛隊立川駐屯地―立川市街地―国営昭和記念公園 21.0975km>
予選会を総合13位で終え、2年ぶりに箱根路への切符を逃した専大。監督とレースに出場した全12名の選手のレース後のコメントを全4回に分け、一問一答形式でお届けする。
▲左から時計回りに日比野、中西、和田、藁科
○日比野陸(経営3・大垣日大高)
個人成績 総合194位 64分43秒(チーム9番手、自己新記録)
レースを振り返って
「そうですね。悔しいという思いが第一で、自分に与えられた役割を全うできなかったのが1番悔しいです。チームで通らなかったのも、自分の実力不足が響いた部分もあって、悔しい。その一つに限るかなと思います」
初めての箱根予選会だったが
「初めての予選会でしたし、初めての公式戦ではあって、ちょっと慣れていない部分が出てしまったなと風に思うんですけど、自分なりには今出せる精一杯を出したんではないかなと思っています。総括として、やっぱり実力不足が響いたところがあるので、やはりこの悔しい経験を活かしてもっともっと努力しないといけないなと思います」
今日のレースプランは
「レースプランとして、2日前に監督からこういうプランで行くというものがあって、自分は0から6キロの藁科(=健斗、経営4・横浜高)さんのサポート補助と、後半上げる役割を持たせてもらっていました。自分も初めてのこともあって、落ち着いていこうとは思ったんですけど、最初のサポートの部分で集団に埋もれてしまって、具志堅(=一斗、経営3・コザ高)が代わりに前(の引っ張り)をしていたから自分は(行かなくて)良いかなと思ってしまって、そこも甘えてしまいました。具志堅に力を使わせたと思いますし、逆に公園内で上げる役割に関しても、自分は公園以前から田口(=萩太、文2・東京高)にも声を掛けられたんですけど、下がってしまって…。駐屯地から出る8kmから公園内に入るまでの14.3kmまでの市街地の区間で、集団で行こうと思いながら、他校の選手と向き合ったりして、余分な力を使ってしまったと思っています。そこが経験のなさと実力不足が響いてあんまり良いプランでは走れなかったです」
合宿の際に足の力を貯めて後半上げたいと話していたが
「夏合宿の時はチーム4から8(番手以内)、個人70(位以内)を目標にしていました。合宿中も一番チームで勢いのある選手だったんではないのかなと思っていましたし、実力としても去年、箱根予選会を走ったメンバーとあんまり変わらないかなと思っていたんですけど、どうしても経験のなさが出てしまいました。特にチームの中での目線、チーム内順位にこだわりすぎていて、他校の選手に目を向けることがまだまだ足りていなくて…。勝負するとなった時に、まだまだ目標として抽象的な部分があったんではないかなとは思っています。終始、イメージ通りに行きませんでしたね」
丹柊太郎(人間科学3・松山商業高)や具志堅一斗(経営3・コザ高)の存在は
「本当に、公園内に入ってもギリギリ(2選手の姿が)見えるというポジションで、マイナ(=ダンカンマイナ、商2・専大熊本玉名高)が落ちているとなった時に、丹が上げていった姿を見ていましたし、具志堅に関しては終始、集団を引っ張っていく姿を見ていて、心強い親友だなと思いつつ、そこに並べていない自分の無力さを感じましたし、本当に2人には申し訳ないなと思っています。だからこそ…来年こそは、予選会で2人の横を走れるような、そういう強い選手になって戻ってきたいと思います」
経験不足が一番の課題だったか
「公園に入る前の8kmから14.3kmの市街地の中で、集団を維持しようとしていたところの(他大の選手への)変な向き合いであったりとか、今、思い返してみたら駐屯地内でもやっぱり下手に腕を横に振って集団を形成しようと、無駄な力を使ったりだとか、そういうところが無駄だったと思います。特に後半の5キロ、自分はラップタイムが落ちてしまって、本来なら大学の走りとしては公園内で上がっていって突破圏内に入るみたいな走りの中で、自分は落ちてしまった。やっぱり求められていることを完遂できていない部分での実力不足があって…。ハーフの走り方もまだまだ経験不足でもありましたし、公式戦での勝負強さも経験不足かなと感じましたね。練習もそうですけど、レースでしっかりと勝つことをもう少しこだわって今後やっていければなと思います」
4年生の存在は
「新井さん(=友裕、文4・浦和実業学園高)に関しては心強くて、その分頼りすぎてしまいましたね。藁科さん(=健斗、経営4・横浜高)に関しても、最初の駐屯地、『俺に任せてくれ』と言ってくれて、本当に心強かったんですけど、駐屯地過ぎたあたりから集団に付いていけなくなった姿を見て、主将としてのプレッシャーとかもあって、それに(自分が)気づけなかったと思うので、もうちょっと4年生の話を聞くというか、内容を詰めて話す機会が必要だったんではないかなと思いましたね。もう先輩方には頼りっぱなしで、頼りがいのある先輩と思いつつ、自分にできることがあったんじゃないかと思います」
報告会の際に3年生が引っ張っていくという言葉があったが
「3年に関しては高学年ということで、結果は求められると思いますし、監督からも3年には期待が寄せられていて、信頼を持って(後半)上がってくるだろうと送り出してくれたのにもかかわらず、自分は落ちてしまったんで、(来年は)最終学年にもなるので、もう一度自覚して、経験のなさという言い訳は通用しないと思っているので、自分を含めて3年生が引っ張っていく強い気持ちを持ち、もう一度気を引き締めていきたいと思います」
今後、伸ばしていきたいところは
「やっぱり後半の(ペースの)落ちがあって…。その要因としては、走り込みの足りなさであったり、練習通りのメニューで甘えている自分があって、練習内の中でも余裕を持ってこなした練習で、これでいいやと思ってしまっていることがあって、プラスアルファに手が届いていなかったと思っています。集団走で上がっていった選手を見てみると、人一倍練習で勝負強さやプラスアルファをやっている人たちが上がっていったと見て取れると思うので、練習の中でさらに(練習の)本来の意味と、自分の力となる深い意味を持たせることがやっぱり重要になると思いますね。あと、上半身の強化に今年は(重点を)置いてきたんですけど、まだまだそれも足りていないですかね。特に後半、体幹が崩れてしまったのもあるので、一から肉体強化や持久系の強化であったり、足りないものが多すぎて、今は(すべてを)求められないんですけど、良くも悪くもあと1年あるので、一つずつこなしていけたらという感じです」
今後に向けてどんな活躍をしたいか
「ついに最終学年になるので、覚悟も人一倍持たないといけませんし、公式戦を走って、関東インカレや全日本予選でも自分の存在を出していかないといけないと思っています。特にチームを引っ張る立場として、もう一度頑張っていきたいなと思います」
○中西慶士郎(経営2・比叡山高)
個人成績 総合197位 64分45秒(チーム10番手)
予選会を振り返って
「僕自身2年目なんですけど、初めての箱根駅伝予選会で2日前のメンバー発表の時からめっちゃ緊張しちゃっていて…。夜もしっかり睡眠は取れていたんですけど、ずっと寝られていない状態でした。本来の力で調整もできていたんですけど、メンタル面でやっぱり負けちゃっていたなというのが今回の反省点ですね。他大や同期、先輩の選手に比べて実力や強さが全然足りてなかった。この1年を通してこの日のために毎日やって来られたかと言われたらやっぱり甘えている部分もあったので」
自身のコンディションは
「自分は今シーズン大きく外すレースがなく、調整の面では自信があって、その中でも大会前にしっかり自分の中でもコンディションを合わせられた自信はあったんですけど、それでも届かなかったのは自分の実力不足だと思います」
初めての箱根予選会となったが
「自分自身、緊張していたんですけど、楽しんで走ってチームに貢献しようと思って。レース的には楽しかった面もあるんですけど、苦しい走りをしてしまって、チームに迷惑をかけました。もっと自分が前で走っていたら、やっぱりチームの雰囲気であったり、一緒に走っている時の声掛けだったりそんな面もできたかもしれないです。お互いに切磋琢磨できたはずなんですけど、苦しかった時間帯のほうが多かったです」
2年生での抜擢だったが
「今年の関東インカレハーフのチーム内トップで、順位的にも70番中4位で終盤より上で安定して走れるというのが自分の武器だと今年は思っていたんで、そういった面で選んでもらったっていうのは監督にも言われました。ハーフの平均的には上位のタイムで来ていたんですけど、安定という面が元々、下の方の実力での安定だったので、やっぱりここから上げていかないと来年以降は使ってもらえませんし、貢献もできないです。安定を武器にこれまでやってきたんですけど、それが発揮できなかったです」
レースプランは
「レースプランは監督から言われていて、集団走で18kmまで行くという方針でした。公園内では集団走は引っ張らない立場だったのでラストの公園内でしっかり上げていこうと監督からも言われていました。自分自身でもここで力を貯めて順位を上げて1秒でも稼ごうと思っていたんですけど、その作戦を早々に離脱してしまって作戦通りにはできなかったです」
公園内の起伏あるコースに苦戦したが
「公園内はやっぱり(苦戦が)あったのかなと思っていて、自分でも10kmくらいから集団から離れてしまっていて、その時点ではまだ(集団が)見えているから公園内で追い付ければ良いと思っていて。力も貯めていたんですけど、上げ切ることができなかったです。やっぱり坂道であったり、根本的な走り方であったり、練習でもあまり強くなかったのでその面も強化しないといけないと思いました」
久々のハーフだったが
「自分はトラックよりハーフの方が好きで、それでも2日前には緊張で吐きそうなくらいでした。それでも当日は楽しみが勝って臨むことができました」
4年生の姿はどう映っていたか
「新井さん(=友裕、文4・浦和実業学園高)は自分で引っ張りとかされないですけど、新井さんが専大のエースというのは自分自身でも自覚していて。結果では絶対示してくれるんで、そういった面では大きかったです。練習でいくら勝てようが、ハーフでは絶対に勝てない存在だったんで、憧れというか、越えなきゃいけない壁だなと思っています」
「藁科さん(=健斗、経営4・横浜高)に関しては、練習からしっかり積極的に引っ張ってくれて、背中を見せつけてくれていたんで。でも、そういった立場の人が抜けるということで、自分も来年の箱根予選会の時には3年生という立場になるんで、そういった背中を見せる練習であったり、試合の結果で見せていかないといけないなと思いました」
今日のレース、一番の課題は
「やっぱりラスト5kmの粘りですかね。5kmまで一定で行っていた分、公園内に入って、15kmまでずっと一定で力を貯めたのにもかかわらず、そこでラップを落としてしまって。そこでやっぱり20秒ぐらい落ちてしまって、1人あたり1位との差が2分ぐらいだとすると、12秒以上はやっぱり稼がないといけない中で、僕自身そこで20秒も落としてしまって、ラスト5kmの課題が浮き彫りになってしまいました。そういう面でチーム内、10位に届くところで、僕は足を引っ張ってしまったんで、そういったところで落とすのではなく、やっぱり上げていかないと戦っていけないと思います」
伸ばしていきたいところは
「自分はこの2年間、大学入って自分自身で守りに入ってしまうレースをしがちで、それが安定にはつながっているんですけど、専大の三本柱のマイナ(=ダンカンマイナ、商2・専大熊本玉名高)であったり、新井さんは最初から突っ込んだレースをしていて…。自分自身でも殻を破って、限界まで挑戦してレースとか練習もやっているんですけど、そういった面で自分自身守りに入っている部分があるんで。守りに入るんじゃなくて、やっぱりもっと突き抜けていく存在というか、自分が自分がという気持ちを伸ばしていきたいと思っています」
今後どんな選手になりたいか
「自分はチームの中でも中堅の選手だと思っているんで、悔しさを感じているんですけど、主力となってチームを引っ張っていく存在になりたいです。特に三本柱の新井さんが抜けて、今は二本柱(マイナ、上山詩樹/経済3・敦賀気比高)だと思うので、自分がその柱になれるようにしていきたいと思います」
今後どんな活躍をしたいか
「今後、箱根はないんですけど、冬はやっぱりハーフ(マラソン)がメインになってくるので、冬で結果を出して、チームでも存在感を出して、他大にも負けない記録を出して、専大の新たな三本柱がいるというのを示したいと思っています」
○和田晴之(経営3・三浦学苑高)
個人成績 総合228位 65分8秒(チーム11番手)
今の心境は
「もう何をしてきたのかわからないくらいの走りをしてしまって本当に申し訳ないと思いますし、何より新井さん(=友裕、文4・浦和実業学園高)の世代、新井さんと仲良くさせてもらって、その世代をここで卒業にしてしまって本当に申し訳ないなと…」
順位が決まった時、どんな心境になったか
「僕は2年前の1年生の頃も走らせてもらって、その時もチーム内11番目で…。粟江さん(=粟江倫太郎さん、令6・経営卒)に憧れて入ったんですけど、その世代も予選会で終わらせてしてしまって。順位を聞いた時は正直、本当に泣きたいくらい悔しかったんですけど、でも自分はそのチームのタイムにすら含まれてない11番目なので、泣きたいけど、泣いていいのかわかんないというか、泣く資格があるのかなと思っちゃうぐらい、本当に不甲斐ないというか、申し訳ない気持ちです」
当日のコンディションや、調子については
「夏合宿は順調で、三本柱の次にはゴールしてやろうと思っていて。それくらいの練習はできていると自分でも思っていました。多分、監督やスタッフもそう思って(出走メンバーに)入れてもらう中で、2週間、3週間、思い返せば1ヶ月前ぐらいから徐々に左の足になんか良くないなっていうのがあって…。それを言うと、それのせいで遅くなったみたいな言い訳になってしまって嫌なんですけど、それ以外は完璧に体の状態も良くて、練習もできていてという状態で。それ以外の原因がないので、やっぱり最後にフルパワーで足を残して臨めなかったのがコンディションとしては良くなかったのかなと思います」
その予兆を感じていたのか
「夏合宿の3次が終わってからですかね。ほんとにちょくちょく痛むなと思って、テーピングをしたり、大桃さん(=結花トレーナー)にもずっとお願いして毎日のように診てもらって、なんとか。もう今、折れちゃっているかわからないですけど、本当に折れるか折れないかの綱渡りをして、なんとか出走にこぎつけたという形です」
想定していたレースプランは
「本来の想定だと、もちろん集団走を引っ張ってというのがありました。正直、足の状態が良くなくて、ギリギリの綱渡りをしたんですけど、その中でもおそらく出られても、100パーセント、150パーセントで走れないとわかっていたので、集団走を引っ張って抜け出すとかは考えず、集団走で10番以内で帰ってきてチームに貢献したいと思っていました。直前の目標としては、集団走を突き切ってチーム10番以内での貢献でした」
以前、起伏があるコースは得意な方と言っていたが、公園内に入り、気温も上がってきて苦しかったか
「気候に関してはもう言い訳できないくらいというか、去年暑い中で走った経験があるので、自分の中では言い訳できないくらい良いなと思って。スタート前も例年よりも涼しかったです。走ってみると暑くはないんですけど、去年と比べたら全然可愛いもんだなと思ったんですけど、だからこそやっぱり自分のコンディションが至らなかったのが顕著に出たという。高速レースと呼ばれるというか、後半がめちゃくちゃ上がる中で、やっぱり練習不足ではないですけど、100パーセントで臨めてないツケが回ってきたというか、そこで差ができちゃったのかなと思います」
今後の課題はコンディションか
「まず痛くない状態でスタートラインから。その上で調子、ピーキングを合わせるのも課題かなと」
今回の結果を受けて、今後伸ばしていきたいところは
「まだ反省の途中ですけど、足が1ヶ月前とかに違和感が出始めたのは、夏合宿をやりすぎちゃったかなというのがあって、全部の練習をフルマックスで飛ばしちゃっていたのかなと。チーム内順位を意識して、ずっと1番か2番でゴールするようにしていたので。高負荷な練習をずっとやっていたので、そのダメージが来ちゃったのかな…。今後、伸ばしたいというか考えなきゃいけないのは、練習量の調整というか、調子が良い時こそやっぱり考えなきゃいけないのかなと思います」
今後に向けては
「自分の中ではもちろんチームとして箱根に専修大学が出られないのは悔しいんですけど、やっぱり4年生の後がないというか、ラストだったっていうのはあって。それがすごく悔しくて、ショックで、本当にそこが一番強いので、次は何に出たいとか、何がしたいっていうのは、まだ正直今はなくて…。ただ、その気持ちを忘れないで、来年の予選会もそうですし、予選会じゃなくてもトラックやロードから常に予選会を意識して、悔しさを忘れないで臨むことが今後の意気込みです」
応援していたファンや専大生へ一言
「今年は予選会突破できず、専修大学の文字(が書かれた襷)を箱根駅伝で走らせることができなくて申し訳ないんですけど、来年は必ず突破して箱根路に返り咲くので、応援してくださると嬉しいです」
○藁科健斗(経営4・横浜高)駅伝主将
個人成績 総合296位 66分8秒(チーム12番手)
レースを振り返って
「個人的な走りとしては、本当にチームに迷惑をかけました。自分自身、納得のいかないレースになってしまったと思います」
納得いく走りができなかった理由を挙げるとしたら
「本当に4年生になってから1回も良いレースをできていなかったというところで、そういうところの積み重ねが出てしまったのかなと思っています」
自身のコンディションは
「全然コンディション的には良かった。万全な状態でいけたかなと思います」
レースプランとしては
「最初、自分が集団の1キロまで引っ張りで。そのあと集団に入って後半はペースを上げていくというか、順位を上げていくプランだったんですけど、引っ張りを終えてから集団走という中で、離れてしまって、本当にそこから苦しくなってしまってという形で、レースプランもないなと…」
レース中盤以降、公園内での走りは
「公園内に入ってからも悪いリズム、ペースがなおらずにそのまま行ってしまって、焦っている気持ちだけ先行してしまって、体が追い付いて来ない感じでした」
今日のレースの課題を挙げるとしたら
「完全にそうですね…。自分の力を100パーセント出し切ることができなかったのが今日の課題です」
主将としてのプレッシャーはあったか
「そういうのは感じていたんですけど、なるべく感じないように心がけていた。あんまりプレッシャーとかそういうところで言い訳はしたくないんですけど、自分がこのチームを引っ張っていかないといけないだったりとか、キャプテンとして走らなきゃいけないという気持ちがちょっと強すぎたのかなと思います」
チームとして雰囲気はどうだったか
「今年の目標にしていたのが箱根駅伝のシード権というところ。ちょっと自分自身は、予選会よりも箱根駅伝というところを思ってしまっていたので…。ちゃんと予選会にも方向は向けていたんですけど、それよりもちょっと箱根本選という意識の方がちょっと強かったかなと思います」
4年生の出走は2選手だったが、どのように捉えているか
「4年生が万全な状態で足並みを揃えることができなくて。でも、故障とかもあったんですが、それで外れたというわけではなく、3年生以下が実力で入ってきたということ。今回はベストメンバーでいけたと思います」
後輩へのメッセージは
「今回の結果を糧に来年は予選会を突破して本選を走っている姿を自分自身、見たいと思っているので、まずは予選会を突破して、本選で走っている姿を応援しています」
左腕に書かれた『覚悟』の意味とは
「このレースを走る覚悟であったりとか、キャプテンとしての覚悟というところの意味を込めています」
▲報告会であいさつをする藁科主将。『覚悟』の2文字は主務の黒田太洋 (経営4・滝川西高)が書いたという
今年はコーチ陣が入れ替わったが、その変化はあったか
「練習面のところでは特に内容は昨年とあんまり変わらないところも多かったので、違和感なくという感じですかね」
合宿後から予選会までのチームの状態は
「合宿を終えてからも本当にチームとしては良い状態でしたし、本当にそのままの勢い、調子というところは出せて行けていましたね」
専大生・ファンへ一言
「本当に今日は朝早くから大きな声援をいただいて、私自身走っていて力になりましたし、他の出走したメンバーもすごく力になったと思います。今日の結果で皆さんを笑顔にすることができずに申し訳ないんですけれども、来年以降も変わらない応援をしていただいて、来年は笑顔で予選会を突破して、本選を応援していただける状態になってほしいと思います。今後も大きな声援をお願いしたいです」
取材=竹田一爽(文4)、門前咲良(文3)、小畑祐人(文2)
写真=髙野葵葉(文4)、竹田一爽(文4)、門前咲良(文3)、山中美琴(文3)