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2025.10.21
バスケ

【男子バスケ部】後半追い上げるも届かず ホームゲームでの勝ち星は持ち越しに。

〈第101回関東大学バスケットボールリーグ戦=10月18日 専修大学生田キャンパス  専大66-76明大〉

 リーグ戦第17節は、ホームコートで明大と戦った。前半は、ロースコアでゲームが進行。オフェンスリバウンドに絡み、積極的にセカンドチャンスを狙う姿勢が見られた。しかし、第2Qで得点が伸び悩み、膠着状態に陥ってしまう。後半、プレッシャーのあるディフェンスで相手のミスを誘発。そこから連続得点を決めて徐々に点差を縮めるが、最終的に66-76で敗北を喫した。

▲サードユニフォームで戦うSOARERS

第1Qは、リングに攻めているが、最後のシュートが阻まれてしまう。しかし、専大は積極的にリバウンドに絡み、セカンドチャンスを狙う姿勢を見せる。そして、土屋来嵐(経済3・桜丘高)が3ポイントを決め、チーム最初の得点を挙げる。また、高橋裕心(経済4・能代科学技術高)のスティールから松野遥弥(経営4・桜丘高)が攻撃をしかけ、フリースローを沈めた。

▲チーム最多得点を記録したアピアパトリック眞(経営2・福岡第一高)

 続く第2Q、専大はターンオーバーが連続し、なかなか攻撃をしかけることができない。また、セカンドチャンスを得ることができず、苦しい時間帯が続く。その中でも、激しいディフェンスで相手に得点のチャンスを与えないように奮闘。タイムアウト明けには、清水愛葉(文4・北陸学院高)がリングにアタックして相手からファウルをもらい、フリースローを決める。しかし、相手が3ポイントを沈め、13点差に開いたところで前半最後のタイムアウトを使う。明大の流れを切り、点差を縮めようとするもかなわず、17点ビハインドで後半に折り返す。


後半、応援の力も相まって堅牢なディフェンスが冴え渡り、相手のミスを誘発。そこから自分たちの得点に繋げ、点差を縮めていく。清水が相手からファウルをもらい、フリースロー2本とバスケットカウントを決めた。相手のチームファウルが溜まったところで土屋や笠木憂生(経済2・八王子学園八王子高)もリングに攻め、点数を重ねる。第3Q終了間際にはアピアが3ポイントを放ち、ブザービートを決めた。


▲アピアがブザービートで3ポイントを沈め、会場は盛り上がりを見せる

 第4Qは専大ボールから始まった。アピアがバスケットカウントを取り、流れが専大に傾き始めた。途中、相手の湧川裕斗選手の3ポイントが止まらず、すかさずタイムアウトを取って流れを切る。タイムアウト明けには笠木が3ポイントを沈め、相手に流れを渡さない。

▲スティールからの得点

 第4Q残り3分にさしかかったところで、専大は反撃の狼煙を上げる。後藤宙(商1・美濃加茂高)を起点としてディフェンスの強度が上がり、明大はそれにうまく対応することができず、専大ペースでトランジションの早いバスケットが展開された。後藤や清水が相手からボールを奪い、連続得点を決め、14点差に縮まったところで相手がすかさずタイムアウト。その後も体を張ったディフェンスで相手を追い詰めるが、10点差で敗れてしまった。

▲ボールに食らいつく後藤

 後半、守備の起点となった後藤選手は今回の試合について、「今日は入りが悪かった。ここで最初に(点差を)離されたことが敗因」と振り返った。また、「自分はディフェンスで引っ張らないといけないので、そこは監督の指示の通り動けた」と自分の役割について話した。次戦に向けて、「ホームゲームということは、勝ちが欲しい状態なので、走り切って勝ちたい」と率直な気持ちを述べた。


 次戦もホームコートで日体大と対戦する。今回の試合で出た課題を修正し、ホームで一勝を挙げたい。



文=髙橋沙瑛(文2)

写真=髙野葵葉(文4)、君嶋悠樹(経済2) 

         木田晨一朗(人間科学2)