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2025.09.24
バドミントン

【女子バドミントン部】秋季リーグ2部優勝! 1部昇格へ挑む

〈関東大学秋季リーグ戦 2部=9月21日 日本体育大学健志台キャンパス 専大3-2立教大〉


 ここまで全勝で首位を走り、2部優勝に王手をかける専大は立教大と対戦した。第1シングルスに出場した堀心海(文2・聖ウルスラ学院英智高)が、序盤からペースを握り続け2-0で勝利。チームに勢いをつけると、第2シングルスの長谷川幸咲(文1・作新学院高)もストレートで勝利を掴んだ。しかし、第1ダブルスの吉田陽萌(文3・金沢向陽高)/堀心海ペアは順調な滑り出しを見せたが、最後まで攻めきることができず0-2で敗北した。続く第2ダブルスでは、鹿毛野乃花(文4・埼玉栄高)/永松未侑(商2・常総学院高)ペアが長いラリーの攻防を制し、2-0でストレート勝ち。第3シングルスの松岡美歩(文3・埼玉栄高)は接戦を繰り広げるも、流れを掴みきれず1-2で敗れたが、専大は3-2で勝利。秋季リーグ2部において優勝を果たした。


▲円陣を組む選手達



 第1シングルスには堀が出場した。「自分主導でゲームができている感覚がある」と語ったように、序盤からペースを握り続けて得点を重ねる。第1ゲームを21-13で先取し、続く第2ゲーム。多彩な攻撃を展開して積極的に攻めに行き、21-10と大幅にリードを広げて勝利した。堀は「相手がラリー型だったけど、相手の好きなようにラリー展開をされないように意識をした。落ち着いて攻めにいくことができたので良かったと思う」と笑顔で振り返った。


▲スマッシュを打つ堀

▲ガッツポーズが出る場面も



 第1ダブルスに出場した吉田/堀ペアは、第1ゲーム序盤から落ち着いたプレーで得点を重ね、リードを広げた。しかし、終盤に20-18と2点のリードを取っていた状態から連続得点を許し、20―22で第1ゲームを落とす。

 第2ゲームでも順調な滑り出しを見せ、2点のリードを取ってインターバルに入る。しかし、徐々にペースを乱され、逆転された。18-21で第2ゲームを落とす。0-2で敗北した。


▲ハイタッチをする吉田/堀ペア



 吉田は今回の試合を振り返り、「1回も勝ったことのない相手だったので向かっていく気持ちと、自分のできることを出そうという気持ちでやった。通用したこともあったけど、相手のやりたいようにやられてしまったところが負けた原因だと思う」と語った。

 また、今回はシングルスとダブルスで2戦出場となった堀。「体力的にはもちろんきついけど、メンタル面の方が心配で。シングルスが上手くいかなかった時にダブルスにまで影響するんじゃないかというのはすごく考えた」と語る。しかし、「今回はメリハリをつけて、シングルスとダブルスで切り替えられて良かった」と前向きに振り返った。

 立大戦をチームとして3-2で勝利し、2部において優勝を果たした専大は9月28日に1部への入れ替え戦に挑む。吉田は「今日の試合で見つかった課題をあと1週間意識しつつ、自信をつけて入れ替え戦に向けて頑張りたいです」と強く意気込んだ。


▲試合後の選手たち


文=米山初佳(文2)写真=君嶋悠樹(経済2)