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〈2025年度秋季関東大学1部バレーボールリーグ戦第4節対東海大=9月14日 キッコーマンアリーナ 専大0-3東海大〉
自分たちのバレーをして白星を取りたい専大は東海大と対戦。序盤はサーブミスなどのミスが目立った。更に相手に巧みにワンタッチを取られ、連続得点を許し15-25で第1セットを落とす。続く第2セットでは17点まで互いにリードを許さない展開となった。終盤、専大は代わって入った塚田国光(法3・船橋二和高)のサービスエースから勢いをつけたかったが、相手のサーブで崩されるとそのまま流れを戻せず20-25でこのセットも落とす。最終第3セットは生田宗原(経済3・昇陽高)のサービスエースから始まった。しかし、中盤に連続得点を許し点差を離される。終盤には森田慶(経営2・日南振徳高)に代わって入った稲垣陽斗(経営3・海星高)がブロックを決めた。だが、相手の勢いを止めることは出来ず22-25でセットを落とし、ストレートで敗戦した。
▲エンジンを組むせんだ
第1セットスターティングメンバー
OH:#12生田、#27岡本
MB:#2千葉、#11新居
OP:#23マサジェディ
S:#20森田
L:#7水野
前日の試合で挙げられた課題の第1セット。序盤のサーブミスで流れに乗れず、相手はサーブアンドブロックで勢いをつけた。勢いを付けたい専大は果敢に攻撃を仕掛けるも、相手に上手くワンタッチを取られ点を取られてしまう。そのまま流れを掴むことができず、第1セットを15-25と点差をつけられ落とす。
第2セットでは岡本享介(法1・岡谷高)に代わり塚田がOPにマサジェディ翔蓮(文1・福岡大大濠高)がOHに入りスタート。試合中盤まで点を取り合う展開に。専大は18-18で塚田がサービスエースを取り勢いをつけかけるも、次の相手のサーブでエースを取られそのまま相手の勢いに押し負け20-25とセットを落とした。
▲サーブを打つ塚田
最終第3セットでは生田が1点目からサービスエースを取る。その後は1、2セット目同様相手の攻撃に耐えきれず点差を開かれてしまう。しかし、中盤に粘りで連続得点をあげると相手にタイムアウトを取らせる。タイムアウト後も新居良太(経済3・開智高)が1枚でブロックを決め、勢いをみせた。さらに終盤には塚田の2本目となるサービスエースや、森田に代わりワンポイントブロッカーで入った稲垣のブロックで盛り上げをつけるも、相手に逃げ切られ22-25で第3セットも奪われストレートでの敗北となった。
▲スパイクを打つマサジェディ
▲サーブを打つ生田
後半打数の増えた生田は「自分たちのプレーができていなかった。そこが今後の課題」と先日同様プレーについて課題をあげた。また、第2セット終盤で付いた点差については「ブロックフォローなどの細かいところができていなかった」と敗因を振り返った。この日2本のサービスエースを決めた塚田はサーブについて「ミスが出るのは仕方ないのでサーブは攻めた」とサーブでの意識を話した。更に、次戦までの自分の課題としてはアタック決定率をあげ、攻撃面の意識をみせた。
文・写真=山中美琴(文3)