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2025.09.15
バドミントン

【女子バドミントン部】相手に1ゲームも許さず リーグ戦初日5-0でストレート勝ち

〈関東大学秋季リーグ戦 2部=9月13日 日体大健志台キャンパス 専大5-0高崎健大〉

 秋季リーグの初戦、1部昇格を目指す専大は高崎健康福祉大学と対戦した。第1シングルスでは堀心海(文2・聖ウルスラ学院英智高)がストレートで相手を下した。第2シングルスでは小田楓(文1・富山国際大附属高)が、序盤は打ち合いになるも後半は終始相手を圧倒して勝利した。第1ダブルスの押見綾奈(商4・富山国際大附属高)/渡邊愛夕(文3・ふたば未来学園高)ペアが2-0で勝利し、全体での勝利を確実にする。続く第2ダブルスでは鹿毛野乃花(文4・埼玉栄高)/永松未侑(商2・常総学院高)ペアが2-0で勝利し、全勝に王手をかける。第3シングルスは長谷川幸咲(文1・作新学院高)が第一セットをものにし全勝に王手をかけるも、第2セット序盤で、相手の攻撃に苦戦する。インターバル後、終盤に5点差をつけられながらも最後に怒涛の巻き返しで逆転に成功。第3シングルスを2-0とし、初日はストレート勝ちで順調な滑り出しを見せた。

▲試合開始前の選手たち


 第1ダブルスの吉田/渡邊ペアが勝利し、チームとしての勝利を決めて望んだ第2ダブルスには鹿毛/永松ペアが登場。第1戦序盤は押され気味の展開が続く。しかし、「緊張、流れや雰囲気にのまれていたがインターバルでは2人で焦らず行こうと話せていたのは良かった」と鹿毛が語った通り、その後は落ち着いた試合運びを見せた。中盤で永松のラケットのガットが切れてしまうハプニングがありつつも、息の合ったローテーションからラリーの主導権を握り返し得点を積み重ね、21-14でこのゲームを勝ち取った。

 第2ゲームは11-4と大きくリードして折り返すと、そのまま主導権を譲らず、圧倒した試合運びで21-8で締めくくった。試合後、永松は「春にもやった相手で、春に対戦した時は負けてたので、(勝つための)試合のイメージはできていて春の反省を活かしてプレーできたのはよかったと思う」と振り返った。今後に向けては「全部勝ちます!」と自信のある意気込みを語った。

▲安定感のある試合運びで勝利を手繰り寄せる鹿毛/永松ペア


 第3シングルスには、1年生の長谷川が出場。第1ゲームは立ち上がりこそ先制されたものの徐々に主導権を握る。ドロップショットやクリアでリズムを作りながら積極的に攻め、21-15で先取した。第2ゲームでは、ラリーでは緩急をつけた配球が効果的に決まり、得点を重ねたものの不安定さが目立ち、9-11でインターバルに入る。その後も流れを掴み切れずに一時は13-18まで相手にリードを許すも、そこから5点連続得点と追い上げをみせ、ゲームを獲得。

 試合後に、長谷川は「先輩や同期が自分まで4-0で繋いでくれたので、春に1本落としていて、その1個がすごく大きいと思い、自分が勝ち切って5-0で明日に回せるように頑張ろうと思っていた」と振り返った。また「自分は最初に1ゲーム取ってたので、フルセットに行っても勝ち切れると思っていたので、全力で2ゲーム目も点数を取ろうと思って、声を出し頑張った」と第2ゲームを乗り越えられた理由を語った。

▲春季リーグでの経験を糧に自信をつけた長谷川。今後の成長にもまだまだ期待したい


文=木田晨一朗(人間科学2) 写真=米山初佳(文2)