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〈第101回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)2日目=9月5日 東京アクアティクスセンター〉
インカレ2日目、男子200mバタフライ予選 岩永吉平(経営2・日大豊山高)が渾身の泳ぎを見せ、14位 タイム1:59.38でB決勝に進んだ。B決勝では、タイム1:59.64を記録し3位を勝ち取りチームに貢献した。
▲男子200mバタフライ予選 岩永
男子200m自由形予選では五十嵐滉(経済4・埼玉栄高)、作本一真(経済4・中越高)、小嶋大蒼(経済2・都留高)が同じ組で一緒に泳いだ。自信があったというこのレースで自己ベストを更新した作本は「全国大会の舞台であまり3人同じ組になることはないなか、五十嵐と僕の4年生2人、1番ベストの速かった小嶋と練習で日々切磋琢磨しあっていたみんなで、全力でラスト泳げたのはすごく嬉しかった」と笑顔を見せた。
▲1:52.23と個人ベストを叩き出した作本
▲五十嵐滉(経済4・埼玉栄高)[手前側]、小嶋大蒼(経済2・都留高)[奥側]
男子200mバタフライ予選、岩永が出場。岩永は前半を56.71で折り返し、最終的に1:59.38でレースを終えた。総合14位 タイム1:59.38を記録しB決勝に進む。「気持ちが前に行ってしまい、前半に力をいれすぎてしまった」と振り返った。「高校から親元を離れて生活していたためなかなか会えなかったが、今日応援に駆けつけてくれた親のために泳いだ」と全身全霊で取り組んだ姿を見せた。
▲男子200mバタフライ予選
男子200mバタフライB決勝、「水泳部みんなでレース前にお見送りをしてもらい、親に1位をとってこいと背中を押してもらって臨んだ」と明かした岩永は、入場時に観客席やチームにガッツポーズでアピールする姿を見せた。レース前半を57.57で折り返し 、3位 1:59.64で泳ぎ切った。予選では力みすぎたと語った前半を「ちょっと抑え気味でいった」と修正点を話す。「ターンのあとの姿勢を気にしつつ後半に勢いづけたが、タイムがあまり伸びなかった。更なる練習が必要と感じたレース」と振り返る。
▲男子200mバタフライB決勝
「初めてインカレでチームの得点を取れたので流れを作れたのではないかと思う。残りの100mはすべてを懸ける勢いで全力を出し切りたい」と4日目の男子100mバタフライへの意気込みを語った。
【出場選手の結果(個人種目)】
○女子200m 自由形
山本純奈(文3・浜名高)=予選28位
○男子200m 自由形
五十嵐滉(経済4・埼玉栄高)=予選43位
【自己ベスト更新】作本一真(経済4・中越高)=予選35位
小嶋大蒼(経済2・都留高)=予選47位
○女子200m バタフライ
中茎実南(文4・墨田川高)=予選40位
小林杏里(文1・甲府商業高)=予選27位
○男子200m バタフライ
阿部隼汰(文4・埼玉栄高)=予選37位
岩永吉平(経営2・日大豊山高)=予選14位
【自己ベスト更新】髙清水優大(経済2・日大豊山高)=予選66位
○女子100m 平泳ぎ
松橋麗華(経営4・武蔵野高) =予選49位
○男子100m 平泳ぎ
【自己ベスト更新】森田瑛斗(経済1・日大豊山高)=予選40位
文=峯岸茉莉亜(法2)、写真=竹田一爽(文4)