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〈第101回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)1日目=9月4日 東京アクアティクスセンター〉
インカレ初日、専大からは11人の選手が個人競技で出場した。しかし、実力者たちが立ちはだかり、決勝、B決勝に進出することができなかった。
最後のインカレに臨む作本一真(経済4・中越高)は男子100m自由形に出場。スタートから他の選手たちに食らいついて、最初の50mを24秒35の3位で折り返す。残り50mは差をつけられながらもスパートをかけて追い上げるが、51秒23の8位、予選42位で終えた。
▲集大成となるインカレの初日は、悔しい結果に終わる
作本は初日のレースを振り返り「12年間、この種目一筋で競技を続けてきた。結果としてベストタイムには及ばなかったものの、泳ぎの内容自体は悪いものではなかったので、明日以降の自分に期待を込めて泳ぎたい」と悔しい結果に終わったものの手応えを感じ、明日に向けて前向きなコメントを残した。
インカレ初日は11選手が出場したものの、全国の高い壁に苦しむ結果となった。この悔しさを糧に、決勝進出をかけて明日の個人競技6種目と男女フリーリレーに臨む。
【出場選手の結果】
○女子400m個人メドレー
横塚莉奈(文2・市立太田高)=予選28位
柴本真衣(人間科学3・城南静岡高)=予選26位
○女子200m背泳ぎ
近藤友愛(経営3・武蔵野高)=予選35位
○男子200m背泳ぎ
風間陽太(法1・湘南工科大附属高)=予選50位
中嶌理貴(文3・日大豊山高)=予選26位
○女子100m自由形
高橋彩加(文1・埼玉栄高)=予選22位
鈴木里歩(文1・作新学院高)=予選47位
○男子100m自由形
岡部快澄(経済3・桐光学園高)=予選41位
鴇湖宇(人間科学2・熊谷高)=予選58位
作本一真(経済4・中越高)=予選42位
○女子800m自由形
小林杏里(文1・甲府商業高)=予選22位
≪選手コメント≫
作本一真
・最後のインカレにかける想い
最後のインカレ、これまで積み上げてきたすべてを出し切る覚悟で臨んでいる。チームのため、自分のため、そして応援してくれる人たちのために、全力で泳ぐことが自分の使命だと思っている。この舞台に立てる誇りを胸に、最後まで挑戦者として戦い抜く。
・初日のインカレには5名の1年生が初出場したが、今後に期待すること
今年は多くの1年生がインカレに出場している。初めてのインカレは、これまでの全国大会とは一味違い、緊張や戸惑いもあると思うが、そのすべてが必ず将来の力になる。結果に一喜一憂するよりも、この舞台でしか感じられない雰囲気や熱気をしっかり体感して、自分の成長につなげてほしい。今日の経験は、きっと、これからの大学生活を支える大きな財産になると思う。
・今日の結果を踏まえて、どのように明日へ繋げていきたいか
今日のレースで出し切れた部分もあれば、まだ足りなかった部分もあった。その悔しさと手応えをしっかりと胸に刻み、明日のレースでは更にギアを上げて挑みたい。最後のインカレに悔いを残さないために、今日の学びを全部明日の力に変えて、チームに勢いを与えられる泳ぎをしたい。
・インカレ2日目への意気込み
チームとしてはベストタイムの更新者はいなかったものの、明日からリレー競技も始まるためチーム全体の雰囲気も盛り上がって来ると思うので、チーム一丸となって頑張ります。
明日は個人種目とリレー種目に出場するため、最後のインカレの勝負どころだと思う。ここまで積み上げてきた練習と経験をすべて出し切り、チームに勢いを与えるレースをしたい。とにかく全力で挑み、最後の1ストロークまで攻め抜くことを誓います!
文=藤林利英(文2)、写真=竹田一爽(文4)