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2025.08.29
レスリング

【レスリング部】インカレ最終日 ラストイヤーで掴んだ初優勝

〈文部科学大臣杯 令和7年度 全日本学生レスリング選手権大会 フリースタイル=8月23、24 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館〉


 大会3日目からはフリースタイルが行われ、専大からは18名が出場し、57kg級の松村祥太郎(経営3・日体大柏高)、61kg級の向田旭登(経営4・花咲徳栄高)、徳原誠馬(文3・高知東高)、65kg級の上村律心(経済3・高知南高)、74kg級の尾沼翔太(商4・上田西高)、79kg級の高原崇陽(経済4・高山西高)、125kg級の乾志音(経済1・土浦日大高)の計7名が大会最終日に行われた4回戦(74、79、125kg級は準々決勝)に出場。

大会最終日には決勝も行われ、向田と高原が優勝し、上村が3位に輝いた。

      ▲左から高原、向田、上村


 向田は2回戦からの登場となり準決勝までの5試合は「攻めのスタイルができた」とすべてテクニカルスペリオリティ―勝ちで決勝に臨んだ。決勝では日体大の赤嶺明柳選手と対戦した。開始早々、向田がパッシブを2回与えられ、30秒間のアクティビティータイムに突入した。その間に果敢に攻めるも得点を奪うことができず、0-1と先制を許し、前半を終える。続く後半に相手がアクティビティータイム中に得点できなかったため、1-1の同点に追いついた。さらに、残り1分にはタックルからのテイクダウンで3-1と逆転し、勝利に近づいた。その後、試合終了間近に1点返され「めちゃくちゃ焦っていた」と感じていたが、逃げ切りインカレ初優勝を成し遂げた。今後はセルビアで行われるU23世界選手権、内閣総理大臣杯、天皇杯と大きな大会を控えている向田は「世界チャンピオンになって、全日本王者にもなりたい」と大きな目標を掲げた。

 

       ▲残り1分で得点した瞬間

     ▲大学日本一の次は世界に目を向ける


高原も2回戦からの登場となり、準々決勝まですべてテクニカルスペリオリティ―勝ちを収め、準決勝では立命館大の尾関友陽選手と対戦。開始2分、相手がパッシブを2回与えられ、アクティビティータイム中に得点できなかったため、1-0と高原が先制すると、直後には、相手の片足を持ち上げた状態で場外に持っていき、ステップアウトで2-0と追加点を奪い勝利した。続く決勝では国士大の松尾直哉選手と対戦。高原にパッシブを2回与えられ、30秒間のアクティビティータイムに突入した。その間に果敢に攻めるが得点を奪うことができず、0-1と先制を許し、前半を終える。続く後半、残り1分で2回のアクティビティータイムで2点を返し逆転すると、残り10秒からスタンド状態でのステップアウトを決め、4-1で勝利し、高原もインカレ初優勝を果たした。


     ▲最後のインカレで初優勝を決めた


試合後「今までずっと2、3位だったので、ラスト1年で優勝ができたのは嬉しかった。結構、プレッシャーのかかった試合だったけど、最後まで自分のスタイルを貫いて優勝できたのは自信になった」と振り返り「今後やってくる大会が全部最後の大会になってくるから、この勢いに乗って残りも優勝を目指してやってきたい」と意気込んだ。

     ▲優勝の瞬間、ガッツポーズを掲げた


 上村は準決勝で山梨学院大の荻野海志選手と対戦。萩野選手とは大学に入って今回で6回目の対戦となり、初対戦の時は上村が1年次の内閣総理大臣杯の準決勝である。その試合では2-1で敗戦。その後の対戦もすべて勝つことができずにこの試合に挑んだ。開始1分に2点先制されると、すぐさま2点を返し同点に追いついた。しかし、残り1分のところで上村がアクションを仕掛ける前に萩野選手がタックルに入り、アクションされたため4点を失い、2-10で敗戦を喫した。

      ▲残り僅かのところで逆転を許した


惜しくもリベンジを果たすことができなかったが、手ごたえを感じた試合になった。「(荻野さんは)小学校の時からトップの選手だったけど自分は凡人だったので戦える土俵にいなかった。だけど、最近はコンスタントに点を取って、コントロールできている時間が長くなった」と試合を重ねるごとに自身の成長を感じている。

     ▲次回こそはリベンジを果たす


文=知地泰雅(文3)

写真=知地、門前咲良(文3)