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10月25日、関東大学バスケットボールリーグ戦が明和泉キャンパスにて行われ、専大は現在最下位の国士舘大と対戦した。試合は序盤から互いにミスが目立つなどしてロースコアとなるも、国士舘大にアウトサイドシュートを要所で決められ追いかける展開となる。専大は第4ピリオド途中で3点差まで詰め寄るも、その後は時間を上手く使われ時間切れとなり、58-65で敗北となった。
専大58(10-16、14-22、15-9、19-18)65国士舘大
スタメン
#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)
#12 岩野侑太(商4・岡山商科大附高)
#24 田代直希(商4・東海大浦安高)
#65 佐々木健登(経済2・能代工高)
#32 野口夏来(経済1・福大大濠高)
第1ピリオド、立ち上がりはお互い攻め手を欠き、ロースコアな立ち上がりとなる。5分、相手がトラベリングなどのミスでリズムを崩すと、#24田代のドライブ、#11秋山のミドルなどで得点し、リードする。しかし、終盤は専大にミスが出てしまうなどしてリードを許した。10-16とビハインドで終える。
第2ピリオド、#24田代のスティールから#32野口への合わせが決まり幸先良く得点するも、その後は相手のタフディフェンスの前にシュートが決まらず得点できない。中盤オフェンスで連携ミスが目立ち攻めあぐんでいると、国士舘大#23寺田ジェシー誠(保善高)にミドルを決められるなどし、点差を離される。なんとか#24田代がスリーを決めるも、その後すぐに相手にシュートを決められ点差は縮まらない。24-38で前半終了。
第3ピリオド、#32野口がゴール下の強さを見せるも二桁点差は縮まらない。また、5分、#65佐々木が早くも4つ目のファールをしてしまい、佐々木と同じポジションの#7國分大輔(経営3・名古屋大谷高)、#6渡辺竜之佑(経営3・福岡第一高)をケガで欠く専大はピンチを迎える。それでも、#11秋山がスティールから速攻、#15安保友貴(商2・能代工高)のドライブなどで得点し、なんとか一桁点差に戻す。39-47で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、これまでの試合展開から変わり点の取り合いとなる。開始早々#65佐々木が5つ目のファールで退場となるも#24田代のドライブ、佐々木の代わりに入った#10大澤希晴(経営1・長野俊英高)のゴール下などが決まり追い上げる。フリースローの後はオールコートディフェンスで相手にプレッシャーを与え、パスミスを誘い専大の流れにする。4分半、#11秋山のディフェンスリバウンドから、#12岩野へのロングパス、速攻が決まり、50-53と3点差まで縮める。しかし、国士舘大のタイムアウト後は、相手のアウトサイドシュートを中心にオフェンスを組み立てられ、残り1分半で4点差に。#11秋山がファールをもらいフリースローを決めるもその後は相手に時間を上手く使われ試合終了。58ー65で接戦を落とした。
今日はオフェンスで連携ミスなどのパスミスが目立った。リーグ戦前半に見られたゴール下での合わせプレーも減ってきている。これまで7勝をあげ、去年苦しんだ入替戦へまわることはないが、リーグ戦残り2試合、序盤に目立った合わせプレー、リバウンドの意識をもう一度見せてほしい。
(文3・阿部理志)
▲今日の#24田代はスリーこそ1本だったが、ミドル、ドライブを中心に専大の得点源として活躍した。
▲#11秋山はポイントガードながら得点・リバウンドでダブルダブルを記録した。
試合後の佐々木優一監督のコメント
「相手が走るチームではなかったからテンポの上がらないロースコアな展開となったが、相手が走るチームだったら差はもっと開いていたと思う。リバウンド、走りも全員できちんとやるというところがかみ合ってない。佐々木はファール4つになったから下げることもできたが、あそこで下げたら点差は縮まらないと思ったのでそのまま行かせた。佐々木が5つ目のファールで下がっても次に出てくる選手が気持ちをもってどんどん出てこなければいけない。國分、渡辺が最後戻ってくるかわからないが、もどってきてOKではなく、チーム全員であと2つ勝っていきたい。」