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2025年度 第9回関東大学サッカーリーグ 新人戦 グループリーグ Fグループ 第4節
VS青山学院大学体育会サッカー部
7月20日(日) 9:00Kickoff
@専修大学生田北グラウンド(川崎市多摩区)
専大 3-0 青学大
得点者 専大 橘、福田、中野
新人戦Fグループ第4節は青山学院大学と対戦し3-0で勝利した。この試合は序盤からチャンスを作るも決定機を決めきれない入りとなった。前半24分に相手のショートカウンターからピンチを迎えるが、ここは新渕の好セーブで防ぐ。その後もいくつかのチャンスを迎えるが決めきれないまま、0-0で試合を折り返す。後半に入ると、専大はギアをあげてサイドから攻撃を展開する。後半21分には後半頭から投入された福田のアシストから橘が沈め先制に成功した。その勢いのまま後半25分に再びチャンスを迎える。左ポストを弾いたこぼれ球に反応した福田が押し込み追加点を決める。その後も攻守共に運動量の多い時間帯になるが、試合終盤50分に左サイドの岡本からのボールを途中出場の中野が合わせ、ダメ押しの3点目をゴール左上に決めて勝利した。この試合を制した専大は新人戦Fグループを3勝1敗で終えた。
▲前線で競り合う橘
〈試合前情報〉
以下、スターティングメンバー(4-3-3)
GK 1 新渕 七輝(法2・成立学園高)
DF 25 遠藤 琉晟(ネット情報1・帝京長岡高)
DF 24 坂本 柊(経済1・尚志高)後半8分 OUT
DF 22 鈴木 嘉人(経済2・実践学園高)
DF 12 岡本 大和(法2・長久手高)
MF 6 佐藤 春斗(人間科学2・日大藤沢高)後半0分 OUT
MF 27 関谷 輝(経済2・与野高)
MF 11 橋本 燦(ネット情報2・帝京長岡高)後半24分 OUT
FW 8 那須 奏輔(経済2・東海学園高)後半43分 OUT
FW 7 佐藤 漣(法2・成立学園高)
FW 54 橘 風芽(法1・浜松開誠館高)後半47分 OUT
途中出場
FW 16 福田 優成(商1・松商学園高)後半0分 IN
DF 15 足立 亮(経済1・修徳高)後半8分 IN
MF 9 溝口 敢大(文2・飯塚高)後半24分 IN
MF 13 中野 勇暉(法2・松商学園高)後半43分 IN
FW 17 有野 脩斗(法2・韮崎高)後半47分 IN
〈試合展開〉
朝9時から気温が30度を超える夏の日差しの中、新人戦グループF第4節はホームの生田北グラウンドで青山学院大学と対戦した。
▲開始前に握手を交わす選手達
序盤からチャンスを作るも攻め手を欠いた入りの中、専大は、前半15分には左サイドでセットプレーからチャンスを作るも上手く合わせられず。すると前半24分に相手のショートカウンターからピンチを迎えるが、ここは新渕の好セーブで防ぐ。
▲安定したプレーでディフェンス陣を牽引する新渕
前半26分にはビルドアップの流れから佐藤漣がフリーでボールを受けて左サイドからシュートを放つも相手DFに体ではじかれる。そのこぼれ球に詰めかけた橋本が右サイドで合わせるも枠内には収まらず、0-0で試合を折り返す。
▲左サイドから攻め上がる佐藤漣
後半に入ると、専大はギアをあげて両サイドからの攻撃を展開する。後半21分には後半頭から投入された福田が右サイドでボールを受け、グラウンダー性のラストパスを供給、そのボールを中央で待ち構えていた橘が沈め先制に成功した。
▲右サイドでボールを受けた福田
その勢いのまま後半25分に佐藤漣のシュートが左ポストをたたくとこぼれ、そのボールに反応した福田が押し込み追加点を決める。その後の守備においても、岡本を始めとするディフェンス陣が奮闘して得点を許さない。2点目以降はお互いにボールを回す展開が続き攻守共に運動量の多い時間帯になるが、試合終盤50分に左サイドの岡本からのボールを途中出場の中野が合わせてダメ押しの3点目をゴール左上に突き刺し勝利した。この試合を制した専大は新人戦グループFを3勝1敗で終えて首位に浮上。今後行われる他会場の結果によって決勝トーナメントをかけたプレーオフに出場する。
▲3点目をアシストした岡本
<PICK UP PLAYER>
岡本大和 選手
試合の振り返り
「前半は後ろゼロで押さえるのは良かったが、自分達でボールを持つ時間が少なかったり、自分も含めて決め切れるところで決め切れなく、苦しい展開に持っていってしまった。監督からもあったが、決め切れるところで決め切るのと、守備はもっと高い位置で潰して、ショートカウンターとかがもっと出来れば良かったかなと思う」
印象に残ったプレー
「前半、高い位置で自分がプレッシャー行って相手のパスミス誘ってから、広いスペースの所の漣(佐藤)がボール持って、自分に来なかったが、自分が追い越してパスが出てくれればゴールも狙いに行けたので、そういうプレーはもっと増やしていきたいなと思う」
自身の持ち味
「自分の持ち味は、高校までは守備や玉際だったりで強さを出してたが、こっちに(専大)来てからは攻撃を意識するようになって、それが最近成果として出てきて、前への意識が自分の強みかなと思う」
今後に向けてのアピール
「自分は前期の関東リーグやアミノ(アミノバイタル杯)には全く関わってなく、悔しい思いをしてきたので、この中断期間で自分が大学に入って意識してきた攻撃面ではチャンスを作ったり、守備面ではもっと玉際強くして、後期リーグ戦開幕する時にはスタメンで出て、ただ出るだけじゃなくて、後半戦において目に見える結果を残して、絶対的な選手になれるようにこの中断期間プレーしていきたいと思う」
福田優成 選手
試合を振り返って
「前半はチームとして上手くいってなくて、ピッチを見てシュートが少ないと思っていた。自分が後半出たらクロスだったりシュートで点につなげられて良かった」
先制点をアシストしたシーンを振り返って
「キーパーとディフェンスの間にスペースが空いていたので、速いボールを入れてあとは上手く合わせてもらうだけだった」
自身の得点シーンを振り返って
「最近点を取ってなかったので、決めたいという気持ちが強かった。上手く反応できて良かった」
1G1Aの活躍はどのようにとらえているか
「(今日の)良いところは結果が出ただけだと思う。ミスもしたので、そこを改善していきたい」
リーグ戦はデビュー戦で初ゴールを奪った2節以降出場はないが
「(試合に)出て結果を残すことが練習試合でもそこからあまりできなくなってきて、その中で今日は結果を出したので続けていきたい」
入学を決めた理由は
「松村厳選手(令7・法卒/松本山雅FC所属)や隼翔くん=(仲本隼翔/経済4・松商学園高)から専修の良いところは聞いていた。厳くんやその1つ上の樋口大輝選手 (令6・法卒/松本山雅FC所属)のように自分もここから松本山雅に戻りたい気持ちがあって来た」
4年間の目標
「結果を出せるように得点に直結するプレーを多くしていきたい」
自身の武器は
「最近はあまり得点に絡めていなかったが、自分はゴールに絡むプレーや前を向いてシュートまでいける部分が武器」
リーグ後半戦への意気込み
「この中断期間でもっと結果を出してリーグ戦のメンバーに食い込めるように頑張っていきたい」
文=木田晨一朗(人間科学2)、写真=藤林利英(文2)