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2025.07.08
卓球

【卓球部】ルーキー・遊佐がベスト8入り

〈2025年(令和7年)・ 関東学生卓球選手権大会 6月28日=所沢市民体育館〉

 28日、シングルスで勝ち上がった溜大河(経済2・静岡学園高)、村松愛菜(文2・富田高)、遊佐美月(経営1・愛知みずほ大学瑞穂高)が大会最終日を迎えた。

 

 ルーキーの遊佐は6回戦を4-1で勝ち上がり、準々決勝に駒を進めた。準々決勝の相手の萩井菜津子選手(日大)はフォア表の異質選手であり、遊佐は「自分の中で苦手なタイプだった」と本音を漏らした。

 

 1セット目は9-11で奪われた。2セット目を強打で締め、そのまま波に乗り3セット目、4セット目を連取。ベスト4入りに王手をかけた遊佐だったが、5セット目を9-11で失う。続く6セット目も粘り強くついていったが、このセットも9で取られ試合は振り出しに戻った。

 ▲丁寧なラリーを重ねる遊佐


 フルセットの末、迎えた7セット目はオーバーミスが多くなり、流れは相手に渡った。2-4となった時にタイムアウトを取るも、3-11と相手に押されセットカウント3-4で、惜しくも準決勝の切符を逃した。

 

 7セット目を振り返った遊佐は、「途中までは自分も粘ってプレーすることができたが、大事な場面で自分が打ちすぎてしまったのが原因」と少し悔しそうな表情を浮かべながらも、敗因を次に活かそうと意気込んだ。

 

 女子準々決勝の試合は専大卓球部全員が一体となり、遊佐を応援した。「団体戦は好きで、団体戦のような雰囲気の中、みんなの声を聞きながらプレーすることができてよかった」と笑顔で話した。

▲渾身のプレーに自然と拳が上がった遊佐


 出場した3選手はともに、10月に大浜だいしんアリーナで行われる全日本大学総合卓球選手権大会(以下、全日学)の出場権を手にした。

 

 「全日学でしっかり上位を目指せるように頑張りたい」と気持ちを高めた。遊佐が見せる次なるドラマに期待したい。

 

【その他の選手の結果】

溜大河(経済2・静岡学園高) ベスト16(8回戦敗退)

村松愛菜(文2・富田高) ベスト16(6回戦敗退)

 

 ▲粘り強くついていった溜


▲フルセットに持ち込んだ村松


文=大石真碧(文2) 写真=髙野葵葉(文4)