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10月16日、東都大学秋季リーグ対中大戦第3試合が神宮球場で行われた。
先日の試合で1勝1敗となり、勝ち点がかかった1戦であったが、見事勝利をものにした。
試合は初回、福田晃規(商4・県岐阜商高)のレフトへのソロホームランで先制する。
４回には重野雄一郎(経営4・専大松戸高)のタイムリースリーベース、伊與田一起(経営3・明徳義塾高)のスクイズなどで一気に５点を追加し、この回までに7-0と差を広げた。
投げても久々の先発復帰となった堀田竜也(経営2・常葉菊川高)が毎回ランナーを出しながらも打たせて取るピッチングで相手を抑え4回まで無失点の好投を見せた。
8回には重野のダメ押しのツーランホームランも飛び出し、結果専大は代打を含めたすべての選手が安打を放ち、10-2の大差をつけて勝利した。
先発として試合のリズムを作った堀田
「負けたら終わりの試合で緊張した。今日は死ぬ気で投げろと言われていたので気迫で投げた。今は安心している。勝ててよかった。」
この試合5打点の活躍をした重野
「これまでの試合で不調もあったが、今日の試合でふっきれた。久々のスタメンでもあり、9番であったため、背負うものもなくただ全力でプレーしていった。監督にはかっこ悪くていいから、どんなボールにも食らいついていけと言われていて、その一言も(今日の活躍の)一つの理由だと思う。」
監督
「今日の試合は力を出せた。不調だった重野も復活してくれた。我々のこの1勝は他のチームにもプレッシャーを与えることができる。目標は勝ち点4を取ること。」
監督の言うように、この勝ち点は僅差である他の大学にもプレッシャーになり、大事な1勝であった。残るは日大との1戦。ここで白星を挙げ、勝ち点4で優勝へとつなげたい。
(文＝法2・峯村竜河 写真＝峯村竜河、経営2・三嶋毬里衣)
