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10月18日、関東大学バスケットボールリーグ戦が慶大日吉キャンパスにて行われ、専大は前回勝利している明大と対戦した。第1ピリオドは内容が悪いながらもリバウンドを取り互角に渡り合うも、第2ピリオド以降はオフェンスがこう着してしまい、点差を離される。今日の試合は専大らしさを見せることができずに敗北となってしまった。
専大55(14-16、7-21、10-24、24-19)80専大
#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)
#24 田代直希(商4・東海大浦安高)
#7 國分大輔(経営3・名古屋大谷高)
#65 佐々木健登(経済2・能代工高)
#32 野口夏来(経済1・福大大濠高)
第1ピリオド、ファーストシュートを#11秋山がスリーを沈め先制すると、ディフェンスから流れをつかみ、#24田代、#11秋山が得点し、リードする。しかし、明大の#50伊澤実孝(愛産大工高)のインサイドプレーを止められない。専大は中盤からシュートが入らなくなると流れを相手にもっていかれて立て続けに失点。苦しい中、#7國分がフリースロー、ドライブで得点しなんとか食らいつく。しかし、14ー14で迎えた残り1秒、#50伊澤にファールをしてしまいフリースローを決められてしまう。このピリオドだけで伊澤に12得点を奪われ、14ー16第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、#12岩野侑太(商4・岡山商科大附高)の速攻で幸先良く得点するも、その後はオフェンスがこう着してしまい、苦しい時間が続く。明大には確率の高いアウトサイドシュートを次々と決められて点差は開く。さらに第1ピリオドで取れていたリバウンドも相手に奪われリズムがつかめない。21ー37と点差を離されて前半を終える。
第3ピリオド、明大のタフディフェンスの前にオフェンスが機能しない。その間に明大#55吉本健人(藤枝明誠高)、#32吉川治耀(京北高)を中心にアウトサイドシュートを沈められさらに点差を離されてしまう。終盤は#24田代のフリースロー、#11秋山のスリーなどで追い上げるも、終了間際、明大にスリーを決められてしまう。31ー61で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、なんとか意地を見せたい専大であったが、明大のオフェンスを止められず失点が続く。#11秋山がスリーなどを決め孤軍奮闘の活躍を見せるも、点差は縮まらない。終盤は、#14高澤淳(経営2・市立船橋高)が連続得点などで存在感を見せるも試合終了。55ー80で敗北となった。
嫌な流れで4連敗となってしまった。リバウンドが取れないというところは確実に#6渡辺のけがの影響が大きい。しかし、佐々木監督が言うように、人任せにせずに、勝ちたいなら全員が意識して取らなくてはいけない。リーグ戦は残り4試合ではあるが、専大らしさをもう一度見せてほしいところだ。
(文3・阿部理志)
▲今日の#11秋山は4本のスリーを含む22得点で活躍した。
▲#14高澤は少ないプレー時間だったにもかかわらず得点力を発揮した。
佐々木優一監督の試合後のコメント
「昨日の負けは忘れて切り替えてやろうと話したが、ディフェンス、リバウンド、走りがどうしても今日は出なかった。選手たちは頭では分かっているが行動に移せていない。誰かがやってくれるだろうと人任せにしているところが露骨に出てしまった。勝てていないが上を向いて一人一人が責任をもって、徹底してディフェンス、リバウンドをしっかりやっていきたい。ルーズボールなども自分たちのものにする、勝ちたいなら取らなきゃいけない。良くないところをもう一度修正して次週臨みたい。」