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<2025年秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会=5月17日 ダイドードリンコアイスアリーナ 専大0-8法政大学>
5月17日、ダイドードリンコアイスアリーナにて秩父宮杯第3戦目が行われた。昨年の7位以上を狙う専大は、同大会昨年4位の法大と対戦。勝てばベスト6が決まる一戦だったが、相手の的確なシュートに翻弄され0-8で敗戦した。
第1ピリオド(1P)では、「守りの専修」の名にふさわしい体を張ったシュートブロックが目立った。相手の鋭いシュートを物ともせず無失点で1Pを終える。
▲チームで体を張ってゴールを守り切った
続く第2ピリオド(2P)では、リンク全体を使った攻防が繰り広げられた。だが、小さなミスをきっかけに30分10秒に先制点を許す。そこから切り替えられず、一気に4失点した。
後がない第3ピリオド(3P)も、変わらず相手のペースに飲み込まれる。残り時間がわずかとなった51分29秒付近で専大サイドがタイムアウトを取る。高橋裕一監督から「勝負云々というより、まず1点を取りに行こう」と声掛けがされた。そこから攻撃に特化した体制にシフトチェンジした。しかし、得点には繋がらず0-8で試合を終えた。
▲試合を見守る専大ベンチ
試合後、高橋監督は「(相手は)実力あるチームなので1Pからガンガン来るのを予想していたが、しっかり耐えて0点で抑えたのは良かった」と1Pでの姿勢を評価した。2P、3Pについては「ミスするのは仕方ない。キーパーはよく守ってくれた。守りの方も体を張ってシュートブロックをしていたが、1つのミスが重なって連続失点につながった」と分析する。
次戦は5月25日、7位をかけた試合。ゲームキャプテンの#7皆川堅史郎(法4・白樺学園高)は「(今日の)試合は終わったので、切り替えて、万全の体制で臨んで勝ちたい」と力強く意気込んだ。
≪スコア≫
1P 0-0 (シュート数5-18)
2P 0-4 (シュート数8-23)
3P 0-4 (シュート数10-19)
合計 0-8 (トータルシュート数23-60)
文・写真=大竹瑞希(文3)