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〈関東大学春季リーグ戦 2部=5月4日 日本体育大学健志台キャンパス 専大3ー2東京情報大〉
1部昇格を目指す専大は東京情報大学と対戦した。第1シングルスでは、昨年ルーキーとして実力を発揮した堀心海(文2・聖ウルスラ学院英智高)が2ー0で勝利。続く第2シングルスの長谷川幸咲(文1・作新学院高)もストレートで相手を下した。一方第1ダブルスの吉田陽萌(文3・金沢向陽高)/渡邊愛夕(文3・ふたば未来学園高)ペアは、健闘するも流れを掴みきれず0ー2で敗北した。しかし、第2ダブルスでは、鹿毛野乃花(文4・埼玉栄高)/永松未侑(商2・常総学院高)ペアが序盤から接戦を繰り広げ、粘り強いプレーにより2ー1で流れを取り戻した。第3シングルスの松岡美歩(文3・埼玉栄高)は0ー2で敗れるも、専大は3ー2で勝利した。
▲ネット際のシャトルを返す堀
第1シングルスには堀が出場した。第1ゲームでは、21―14で第1ゲームを先取し、流れを掴んだ。その後も相手を前後に動かし、得点を重ねる。対戦相手について、「独特なプレーをする選手で、相手のプレーに合わせてから自分の流れに持ってくることを意識しました」と癖のある相手選手に苦戦したことを語った。昨年から活躍を魅せている堀は「視野を広く持って考えられるようになったことがメンタルの安定に繋がった」と昨年からの成長を振り返り、リラックスして試合に臨めたことを話した。明日以降に向けて、「チームとしては、1部に上がることが目標です。個人的な目標は、団体戦で、今はシングルだけだけど、ダブルスも兼ねて自力で2本取れるようになりたい」と笑顔を見せた。
▲クリアを打つ長谷川
第2シングルスの長谷川は得意のスマッシュを武器に連続得点を決め、2-0で勝利に王手をかける。第1ダブルスの吉田/渡邊ペアは先制点を獲得し、リードを広げるも、後半ではミスが連発し0-2で敗れた。
▲ガッツポーズをする鹿毛/永松ペア
2-1で迎えた第2ダブルスの鹿毛/永松ペアは、序盤に速いラリー展開で流れを掴むも、後半にミスが重なり、19―21で第1ゲームを落とす。第2ゲームでは、鹿毛のスマッシュが流れを掴み、6連続得点や長時間のラリーにも粘り強く食らいついた。その結果第2ゲームを21―16で、第3ゲームを21―15で締め括り3-1で勝利を勝ち取った。鹿毛は「ペアを組んで日が浅いので、前日までの反省と試合を通して成長することができた」と試合を振り返る。現在4年生で最後の春リーグとなる鹿毛は「明日1戦出るってなったら思い切って楽しんでやりたい」と意気込みを語った。
▲円陣を組む部員たち
リーグ内での混戦状態は続き次回の勝敗が順位に大きく関わる。次戦は作新学院大学と対戦する。(5月5日日本体育大学健志台キャンパス 11時試合開始)
文=櫻井美虹(人間科学3)写真=米山初佳(文2)