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2025.04.05
野球

【野球部】春季リーグ戦開幕直前! 単独インタビュー②  松永知大

 昨季は春秋ともに2位となり、あと一歩で入替戦に臨むことができず悔しいシーズンとなった野球部。長年遠ざかっている1部昇格を目指し主砲、松永知大(経済4・創成館高)が今季の展望を明かした。(インタビューはオープン戦終了後(3月)に行いました)


▲松永知大


 ラストイヤーを迎える松永の一発に今年も期待がかかっている。

 昨春は打率.361、本塁打1の成績を残し指名打者部門でベストナインを受賞、昨秋は打率.347、本塁打2で首位打者となり外野手部門でベストナインを受賞した。タイトルを獲得し、チームの主軸となった一年だったが「初めてタイトルを獲った年だったので嬉しい気持ちもあった反面、打率も4割になってないので、まだまだ自分的にはやれるかなっていう風に思う」と満足していない。


 松永はプロ野球選手になることを志している。高校時代もドラフトで指名されることを目指していたが「成績もそんなに及ばなくて…」と断念した。

 だが、大学を経由してプロ野球選手になる道を選択した。大学に入学して4年目の今、苦手だった守備が改善してきているという。「守備が今も課題だが、大学入ってすぐは全然ダメでやっと4年目で守備に少しは自信を持てるようになってきた」と苦手の守備を克服しつつある。さらに、チームの主砲へと成長し「木製バットに対しての対応力という部分と飛ばす力が伸びたんじゃないかなと思う」とバッティングに自信をみなぎらせた。「絶対に(ドラフトで)指名されるというつもりで大学に入ってきたので、今年の成績次第というところでは命懸けるぐらいやっていこうと思う」とラストイヤーにかける熱い思いがある。

 しかし、プロ志望届を提出する条件として、齋藤正直監督からはリーグ戦で打率4割、6本塁打のノルマを課された。「監督に数字で言われたが、そのくらいのインパクトを残さないと絶対に(ドラフトの指名は)ないと思っている。自分的には明確な数字ではなくて、そのくらい周りをあっと驚かせるような結果をしっかり残さないといけない」と覚悟を決めた。


▲泣いても笑っても今季が最終年。「周りをあっと驚かせるような結果をしっかりと残さないといけない」とドラフトに向けて闘志を燃やす


 今春のオープン戦で松永は5番に座った。チームを1部に昇格させるために「オープン戦を戦って渡辺(=渡辺維介、文2・松本国際高)と自分の4番、5番が打った試合は勝てているので、クリーンアップが打ったり繋いだりすれば勝っていけると思う」と打線の主軸としての責任を担っている。

専大の主砲は「今までずっと2位で終わってきて今年こそ優勝しないといけないと思うので、自分が主となって個人でもチームでも成績を残していけたら良いと思う」とチームを1部昇格に導くためにバットを振る。


▲自身の熱きバットでチームと自らの夢を導けるか注目が集まる




文=門前咲良(文3)

写真=知地泰雅(文3)