最新ニュース
<オープン戦=3月31日 専修大学野球グラウンド 専大3-1東京経済大>
オープン戦最終戦を迎えた専大は東京経済大と対戦。3-1で開幕戦へと弾みをつける勝利を収めた。
5回には期待の新入生、松永昂太(経済1・熊本工業高)が左適時二塁打で打点を挙げた。6回には今季のオープン戦で4番に座る渡辺維介(文2・松本国際高)が本塁打を放ち、春季リーグへの期待が膨らんだ。
▲6回裏、渡辺維介が本塁打を打ち出向かえるベンチ
2回裏に2死満塁から押し出し死球により先制した。しかし、後続は続かず残塁。3回、4回いずれも三者凡退で好機を作ることができなかった。
5回裏、守備から途中出場の1番田村虎治郎(経営4・享栄高)が四球を選び2死1塁となった。続く2番松永(昂)の「田村さんが良い形で出たので、2アウトから1点取りたいなと思って何も考えずに思い切り振った」という打球は相手左翼手の頭を越す適時二塁打となった。
兄、松永知大(経済4・創成館高)の背中を追い、専大に入学した。「お兄ちゃんと野球がしたいと思って入ってきたので、一緒にこうやって試合に出られて楽しい」と兄弟そろってのプレーを楽しんでいる。その一方で「高校生のピッチャーと違って、大学生のピッチャーは球の速さ、ストレートの速さがやっぱり違うので、完璧には対応しきれていないがバットを短く持って工夫をしている」と試行錯誤しながら打席に立っている。
松永(昂)の憧れているプロ野球選手は福岡ソフトバンクホークスに所属している今宮健太選手で「今宮選手の守備の動画をいつも見ていて、かっこいいなと思って意識している」と同じ遊撃手としてプレーの参考にしている。
期待の新星は「4年間の目標は大学でもトップクラスのショートになって、チームの中心選手になれるようなショートになること。今年の目標はチームが1部に昇格するということが一番大きい」とチームの主力になると意気込んだ。
▲兄・知大を追って入学してきた松永昂太が追加点を奪った
6回裏には先頭打者の4番、渡辺が「気持ち良かった」、「(打った)瞬間いったなと思った」と放った打球はレフト方向へアーチをかけた。ダメ押しの追加点となる3点目を獲得した。
渡辺は1年生だった昨季の春季リーグから出場した。しかし、春季では打率.214、秋季では打率.190と思うような結果を残せなかった。
だが、今季のオープン戦から4番に抜擢。そして、最終戦で本塁打を放った。「監督からも責任を持ってとかそういうことを言われているので、だいぶ4番の自覚とかが出てきたと思っている」と4番に座る覚悟を決めた。
「去年の1年目は大した結果を残せなかったので、今年は安定した結果を出して、怪我なく終えれるようにしたい」と若き4番は飛躍を誓った。
▲「気持ちよかった」と打球はレフトスタンドへ吸い込まれていった
その他、6番の新入生、和田琉汰(文1・静岡高)が4打数3安打の活躍をした。
先発は今季、エースとしての活躍を期待される長島暖和(経営4・専大北上高)。2回を投げ無失点と安定感を見せた。
その後も新入生の中島翔人(経済1・相洋高)が1回無失点、同じく新入生の梅澤翔大(経営1・専大松戸高)も2回無失点で抑えた。
6回からは齋藤正直監督から注目されている齋藤新太(経済2・松商学園高)が登板した。一ゴロ、見逃し三振で2死まで追い詰めるが、連打を浴び2死1、2塁と一打勝ち越しのピンチを迎える。だが、続く打者を見逃し三振で抑えた。7回は三者連続見逃し三振、この試合は5つの三振を奪った。
「いつもに比べてちょっと球がいっていなかったという感じでコントロールもあまり安定しなかったので、今日はコントロールを意識してコースをしっかり投げきるところを意識した」と左腕は自身の状態と投球の目的を明かした。5つの見逃し三振を奪えた要因として「バランスとかを意識して投げて、マウンドに上がった時はちゃんとコースに入れられた。変化球でもちゃんとカウントが取れ、空振りも取れて決め球としても使えたのでそこは良かった」、「ちゃんと腕振って変化球を投げられたので、それでバッターも手出ししてこなかった。コースもちゃんと決まっていたので厳しいところにいって、結果的に三振を取ることに繋がった」と語った。
成長著しい2年生左腕は「まだ実戦の経験が少ないし、スタイルが売りで優勢というわけではないので、自分に与えられた役割をしっかりとこなせるように頑張りたい」と春季リーグでの活躍に期待がかかる。
▲この試合で奪った5つの三振すべてが見逃し三振だった
その後、8回は伊東賢生(経済3・千葉黎明高)が登板し無失点。9回に多田結祐(経済2・健大高崎高)が先頭打者に一発を浴び、一時2死1、2塁となるが、それ以上の失点を許さず、3-1でオープン戦最終戦を勝利で締め括った。
文=門前咲良(文3)
写真=知地泰雅(文3)