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10月14日 秋季リーグ戦 対中大戦第1試合
試合開始時点で首位の中大との直接対決。負けられない一戦だった。
初回、敵失と連続四球で満塁とすると、相手のバッテリーエラーと好調森山恵佑(商3・星稜高)のタイムリーで一挙4得点。続いて打席に入ったのは、初スタメンの金井大和(商2・銚子商業高)。「ストレートに絞って思いっきり振った」打球は綺麗に右中間へ。監督の起用に応え、初打席で2ベースヒットを放った。
△初スタメンマスクの金井
苦しんでいた濱田竜之祐(商4・鹿児島実高)からもヒットが出た。国学戦では勝ちに貢献できない悔しさから涙を浮かべた濱田だったが、「ボールを呼び込むことを意識した」今日、センターの頭上を越える2ベースヒットで打点をあげた。ほっとした表情を見せた濱田。頼れる主砲には笑顔が似合う。
△笑顔の濱田
投げては、先発・高橋礼(商2・専大松戸高)が6回無失点の好投。2回、2死満塁のピンチで三振をとった場面では、思わずガッツポーズ。気迫のこもった投球で、中大から大きな一勝を上げた。
△ガッツポーズを見せた高橋
齋藤監督
「久しぶりに勝った感じがする。よく頑張りました。初回の集中力はさすが。相手ピッチャーが勝手に疑心暗鬼になっていたところでうまく点が取れた。狙い通り。1、2年生も力がついてきた。明日も序盤から主導権を握りたい。」
先発・高橋
「初回、30分くらい時間が空いたが、自分で試合を締めようと思っていたので気にしなかった。中大と相性がいいと感じていることもあり、気持ち的には楽に入ることができた。今まで連投が多かったが、今日は日にちがあいたことも大きかった。優勝がかかっている中、一勝取れたことは大きい。」
金井
「スタメンは昨日の夜発表されて、きたか、という感じだった。初回点差があったこともあり、打席には余裕を持って入ることができた。ストレートに絞って思いっきり打てた。今日のリードはピッチャーが投げやすい形で投げてもらおうと思っていた。今日に関しては高橋のおかげ。時本さんにもイニングごとにアドバイスをもらっていたので心強かった。」
(文=三嶋毬里衣・経営2 写真=三嶋、峯村竜河・法2)