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2024.11.03
相撲

【相撲部】インカレ団体戦 強豪との差を感じたベスト16

〈第102回全国学生相撲選手権大会 11月3日=両国国技館〉


学生相撲の最高峰、全国学生相撲選手権大会(以下インカレ)2日目は団体戦が行われた。


<結果>

Bクラス 団体戦 3位

Aクラス 団体戦 予選敗退 0勝4敗 13位


各大学から先鋒、二陣、中堅、副将、大将の5人を出し3勝した大学が勝利。


<布陣>

先鋒:アリユンエルデネスフバット(商4・鳥取城北高)

二陣:小林海偉(法4・日体大柏高)

中堅:林田泰嘉(経営4・日体大柏高)

副将:小坂憲史(商3・鳥取城北高)

大将:鈴木覇都(経営2・明大中野高)


Aクラス出場をかけて臨んだBクラストーナメントは3回戦からの登場となり、愛知学院大と対戦した。3勝2敗と大将戦までもつれる展開となり鈴木の上手投げで勝利を挙げた。続く準決勝の法政大との戦いは2勝3敗で敗戦を喫したが、Bクラス3位でAクラス予選出場を決めた。


       ▲左上から時計回りに鈴木、スフバット、小坂、林田、小林


Aクラス予選では計16チーム中3チームと対戦する方式となっており、専大は朝日大・東洋大・近畿大と対戦。

初戦の朝日大との試合は先陣のスフバットが上手投げで勝利し、続く小林も寄り切りで勝利したものの、後続が負け越し敗戦。2戦目、3戦目も1勝4敗と大敗し、決勝トーナメントに進出することはできなかった。


        ▲予選敗退決定後、立ち尽くす専大力士たち


試合後、チームで唯一Aクラス3勝を挙げたスフバットは「ずっとBクラスからAクラスに上がり勝負して来たので、気持ち的に落ち着いていた」と勝因を明かした。

主将の林田は「Bクラスでは前の2人(スフバットと小林)が安定して勝ってくれたから自信を持って相撲を取ることができた。Aクラスでは自分より強い人から1勝して(チームとしても)10位以内には入りたかったが、相撲人生の中で1番の力を発揮できた」とチームとしては悔いが残ったものの、個人としてはベストを尽くした。


        ▲今大会4勝1敗と先陣として大きな役割を果たした

                           

        ▲4年間練習を積み重ねて、主将まで上り詰めた


スフバットは12月に行われる全日本相撲選手権大会(天皇杯)に出場するが、その他の4年生にとっては学生相撲最後の大会となった。


・団体戦出場選手(4年生)の大学相撲を振り返って


アリユンエルデネスフバット

- 4年間の集大成として最後の団体戦を迎え、振り返ると様々な思い出が蘇る。それらすべてが自分の力になり、今後の人生にも役立つ経験となっている。


小林海偉

- 4年間悔しい思い、嬉しい思い色々ありましたが、専修大学で相撲を続けて良かったです。


林田泰嘉

- 自分は4年生の中で1番弱く、団体戦も出られるか分からなかったです。そこから努力して団体メンバーに入れたこと、そしてキャプテンをやらせてもらった事はとてもいい経験になったし、これからの人生の糧になると思います。



文・写真=知地泰雅(文2)