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2015.10.05
ラグビー

【ラグビー部】鳴り響く”専修”コールを力に邁進するも法大に13-14と惜敗。



 10月4日、関東大学リーグ戦第3節が秩父宮ラグビー場にて行われ、昨年1部3位の法大と対戦した。序盤から攻めの姿勢をみせSH古川が先制点を挙げる。勢い劣らず専大ペースで試合を展開するも隙を突かれトライを奪われる。FB田辺のゴールで点差を広げるも残りわずかというところでトライを許してしまう。スタンドを埋め尽くした専大サポーターの専修コールを受け、スクラムを組み敵陣5m付近まで追い詰めるも突破することはできず、13-14とノーサイドを迎えた。


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1.小俣勇也(経済4・吉田高)

2.中野勝太(商2・東福岡高)

(→前38分17.見學啓樹(経営3・関東学院六浦高))

3.古屋篤史(経済3・日川高)

(→後34分16.梶原瑛(商2・日川高))

4.笹山大(商4・常翔学園高)

(→後11分19.南都陸央(商3・秋田中央高))

5.西村龍馬(経営2・高鍋高)

6.吉國貴一(経営2・常翔学園高)

7.松土治樹(経済2・日川高)

8.徳田隆之介(経営2・東福岡高)

9.古川浩太郎(商3・東福岡高)

(→後11分21.中島陸斗(商2・東福岡高))

10.小田生樹(商2・佐賀工高)

  (→後11分22.石原武(経済1・東福岡高))

11.水野佑亮(商2・法政二高)

12.太田涼介(商4・岩見智翠館高)

13.山崎翔(経営3・國學院久我山高)

  (→後14分23.松永勇基(経営3・常翔啓光学園高)

14.池田大芽(経営2・秋田中央高)

(→後34分20.前川和綺(経営4・摂津高))

15.田辺雅文(経営3・長崎北陽台高)

 



 集中応援ということもありスタンドを埋め尽くすほどのサポーターに見守られ始まったこの1戦。序盤から攻めの姿勢をみせ専大ペースで試合が展開される。前半7分、敵陣中央ハーフウェイ付近よりWTB池田のアシストを受けSH古川が中央にトライを決める。キックもFB田辺がしっかりと成功させる。その後、法大に攻め込まれピンチを迎えるも幾度となくタックルを浴びせミスを誘い、ペナルティキックを獲得。敵陣中央左22mより田辺が慎重に決め、点差を広げる。しかしここから素早い法大の反撃が始まる。自陣右10m付近よりインターセプトされそのままトライを奪われてしまう。10-7で後半へ。



先制点を挙げたSH古川

 ▲トライを決めたSH古川



 ハーフタイムで「0-0だという気持ちで戦おう」と話し合われ始まった後半。開始から攻めの姿勢を崩さず、何度も敵陣へ攻め入る。後半25分、ゴール前まで攻め、法大が反則。ペナルティキックをFB田辺が確実に決め、さらに点差を広げる。しかし残り10分というところで自陣左ゴール前ラインアウトより中央に左に持ち込まれ、トライを奪われ、13-14と逆転を許してしまう。何としてでもトライをもぎ取ろうと敵陣まで果敢に攻め入るもなかなか得点には至らない。ラストワンプレーというところで法大に反則。スクラムかキックか、考えた末選択したのはキック。角度的に狙うことが厳しい中、FB田辺が全員の思いを背負いキック。惜しくも外してしまい、13-14でノーサイドを迎えた。



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声援を受け邁進するSO小田

 ▲サポーターの声援を受け邁進するSO小田



村田亙監督

「惜しい試合だった。たった1点差だったが正直勝てた試合だった。残り2、3分でのラインアウト、最後でのミス、ゴールまでの5mを越えられなかったのが敗因。だが強豪の法大相手にここまで追い込めた。今は3試合負けているが、手応えは掴んだ。残りの試合は全部勝ちたい。そして大学選手権5位以内という目標に向かって頑張りたい」


小俣主将

「観客との距離が近いことで有名な秩父宮で専大サポーターの歓声が力になった。ここ2試合は入りの10分が課題だった。入りをいい形で入れて先制点もとれた事と、ボールを大きく動かすことができたのは良かった。セットプレーは安定していた。だが、チャンスで全員がひとつになれなかったのが敗因。反則から悪い流れになってしまった。最後の場面は、スクラムも考えたが田辺はチーム全員から信頼されていて、夜遅くまで練習しているのもわかっていたので、田辺を信じてキックを選んだ。結果は外れたが、後悔はない。次戦はワンプレーワンプレーの集中力を大事に、相手を焦らせるようなプレーをしたい」


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 次戦は、10月18日、熊谷ラグビー場にて昨年2位の東海大と対戦する。惜しくも敗退となったが多くのことを得たこの1戦。次戦からどのように活かされてくるか楽しみだ。


(商2・斉藤葵)