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2024.10.15
サッカー

【サッカー部】またも複数失点で敗北 プレーオフ圏外の5位転落

JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦3部


第17節 VS明治学院大学体育会サッカー部


10月13日(日) 14:00Kickoff


@明治学院大学横浜キャンパスヘボンフィールド(横浜市戸塚区)


専大 1–2 明学大

得点者 専大 仲本

   明学大 鈴木燦、大竹


 第17節は明治学院大学と対戦し、1-2で敗れた。専大は序盤にミスから先制点を奪われると、思うように攻撃のリズムが作れず、1点ビハインドで試合を折り返す。後半は攻撃陣を入れ替えて攻勢を強めるものの、決定的なチャンスを生み出せない。相手に流れが傾くと、終盤にはショートカウンターから追加点を献上。アディショナルタイムに入り、途中出場の仲本がCKから1点を返すが、そのまま試合は終了した。この黒星で2連敗となり、プレーオフ圏外の5位に転落した。

▲試合後、応援席に向けて挨拶をする専大イレブン


〈試合前情報〉

直近のリーグ戦からのスタメン変更は3名。茨木、橋本燦、伊澤が外れ、小林、道白、塚越が入る。

以下、スターティングメンバー(4-2-3-1)

GK 21 上林 真斗 (法2・昌平高)

DF 20 岡田 海人 (法2・浜松開誠館高)

DF 5 松村 厳 (法4・松商学園高)

DF 23 橋本 清太郎 (文3・流通経済大柏高)

DF 4 志村 ぼん (経済2・韮崎高) 後半37分 OUT

MF 17 小林 亮太 (経済2・仙台大附属明成高)

MF 14 棟方 豪郎 (経済4・昌平高) 後半46分 OUT

MF 10 山下 晶大 (経営4・専大松戸高) 後半29分 OUT

MF 29 道白 優斗 (文1・流通経済大柏高)

MF 19 松本 皐誠 (商3・東海学園高) 後半30分 OUT

FW 27 塚越 幹太 (経済2・専大松戸高) 後半36分 OUT


途中出場

MF 7 米山 導 (経済4・横浜高) 後半29分 IN

MF 11 仲本 隼翔 (経済3・松商学園高) 後半30分 IN

MF 18 山下 基成 (文2・大津高) 後半36分 IN

DF 2 一丸 大地 (法4・東海学園高) 後半37分 IN

MF 22 橋本 燦 (ネット情報1・帝京長岡高) 後半46分 IN


〈試合展開〉

 前節、決定力不足に泣いた専大は、チーム内得点王(7得点)の道白をアミノ杯早大戦以来約3か月半ぶりに、1トップには第11節以来となる塚越を先発起用。メンバーを入れ替えて先手を取りたかった専大だったが、前半10分に松村がロングボールへの対応を誤り、クリアミスをすると、相手に抜け出されてしまい、ペナルティエリア右からのシュートを許す。このボールがネットを揺らし、前節に続いて早い時間帯に先制点を奪われてしまう。

▲失点後の様子


 前半14分に塚越がペナルティエリア手前から強引に左足を振り抜くが、DFにブロックされてしまう。その後はロングボールを用いて相手陣内に攻め込もうとするものの、セカンドボールを拾うことができず、攻撃のリズムを生み出せない。前半終了間際には右サイドから松本がクロスを送り、ゴール前に飛び込んだ山下晶がヘディングシュートを放つ。しかし、相手GKのファインセーブもあって得点は奪えずに1点ビハインドで折り返す。

▲クロスを上げる松本とヘディングシュートを放つ山下晶


 専大は後半8分に道白が浮き球を前線へ送ると、塚越が抜け出してシュートを放つが、枠を捉えられない。絶好の得点機を逃し、両チームともに膠着状態に。専大は後半30分過ぎに攻撃陣を入れ替えるが、思うようにシュートまでは持ち込めない。すると、後半43分には自陣でボールを奪われると、少ない手数でペナルティエリア内まで進入され、最後は明学大に強烈なシュートをたたき込まれて痛恨の追加点を献上。

▲終盤に痛い失点を喫し、ピッチに倒れ込むディフェンス陣


 意地を見せたい専大はアディショナルタイムに右CKを得ると、小林のクロスに仲本が倒れ込みながら頭で合わせて1点差に迫る。しかし、反撃も実らずに試合は1-2で終了。  

 前半戦11試合で喫した黒星はわずかに1敗だけだったが、後半戦はすでに5敗目。一時は首位に立っていたが、ついに第4節以降とどまり続けていたプレーオフ圏内の4位から転落してしまった。主将の松村は「ここ数試合勝っていないので順位が落ちるのは当然の結果」と話し、再び自動・プレーオフ昇格圏内に入るため、閉そく感を打開するプレーがチームに求められている。

▲「上手く合わせられた」という仲本は今季3点目(背番号11)


試合後、コメント

仲本隼翔

自身の得点シーンを振り返って

「コーナーキックで小林からの良いボールにヘディングで上手く合わせられました」


どのようなことを意識してピッチに入ったか

「残り少ない時間での交代で、負けていたのでチームに勢いをもたせられるようにプレーすることを意識しました」


次節に向けて

「チーム一丸となって勝利のためにプレーします」


松村厳主将

今日の試合を振り返って

「立ち上がりに自分のミスで失点してしまい、ゲームを難しくしてしまったと感じています」


プレーオフ圏外に転落してしまったがこの状況をどう捉えているか

「ここ数試合勝っていないので順位が落ちるのは当然の結果です。ただ、諦める順位でも残り試合数でもないので1試合1試合勝利を目指して戦い、その上で勝ち続けないといけないと思います」


チームとして足りていない点を挙げるとしたらどんなことか

「全部足りないと思います。個人としてもチームとしてもやるべきことを整理し、試合に向けてメンタル面、身体面など最善の準備をする必要があると思います。その上で試合に臨まなければいけないし、チーム全体で擦り合わせる作業をして次節は勝てるように最善の準備をしていきたいと思います」


次節は10月19日に生田北グラウンドで国際武道大学と対戦する。


文・写真=竹田一爽(文3)