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2024.09.12
野球

【野球部】常田・平田の好投、西里の2ランで快勝!

<令和6年度東都大学野球秋季リーグ戦=9月11日 駒沢球場 専大6-0立正大>

勝ち点献上を避けたい専大は立正大に勝利し、1勝1敗となった。先発の常田唯斗(文4・飯山高)は「安定したストレートと変化球でカウントを整えることができ、いい試合を作れた」と6回72球5奪三振被安打3の快投を演じた。「相手がストレートを打ってくるので、コースを厳しく、力を入れるなどを意識した」と投球を振り返る。7回からはこの日が誕生日の平田健眞(経営4・専大松戸高)が登板。「とにかく抑えることしか考えていなかった。自分の仕事は0で帰ってくることだけ」と3回被安打0、無四死球の内容。「スピードはみんな出ているけど、僕はそこではない。0で帰ってくることが最優先で、今後も0を並べられるように頑張りたい」と意気込んだ。

            ▲今季初先発の常田



          ▲気迫あふれる投球で出塁を許さなかった平田



一方の打線は、初回に2番・廣崎漣(経営1・浜松開誠館高)が中前打で出塁すると、続く小柴滉樹(経営4・佼成学園)が直球を左中間へ適時二塁打を放ち先制。その後2死3塁とし、松永知大(経済3・創成館高)の適時打で追加点を得た。

3回には廣崎が相手の送球ミスで出塁し、4番・西里颯(経済4・興南高)に打席が回る。「春終わってから右方向への強い打球を打つ練習の成果が出た」とライトへ貴重な追加点となる今季初の2点本塁打を放った。その後も4回に廣崎の犠飛、8回にはリーグ戦初出場の奥名恒貴(法2・八戸学院光星高)が2死満塁の場面でフルカウントから低めの直球を見極め、押し出し四球を選び決勝点となった。

                   ▲公式戦初打点を挙げた廣崎。1年生ながらスタメンに名を連ねている。



                  ▲西里の本塁打。春季リーグ戦後の練習の成果が発揮することができた

 

                 ▲奥名の大学初打席は押し出し四球。「緊張で足が震えていた」と笑いながら話した。



「秋一部に上がるという目標があるので、明日しっかり勝って、最終的には目標達成したい」と副主将は落ち着いた表情で語った。


           ▲4番で副主将の西里



目標達成のためにもまずは今季初の勝ち点獲得を目指す。


文=知地泰雅(文2)

写真=小山明香(文3)