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2024.07.19
ボクシング

【ボクシング部】4人が優勝 2部復帰に向けて順調な再出発

【ボクシング部】4人が優勝 2部復帰に向けて順調な再出発

〈令和6年関東大学ボクシングトーナメント=7月13日 後楽園ホール〉


 男子トーナメントの決勝が行われ、及川丈(フライ級=経済1・青森山田高)、角田琉星(バンタム級=商2・日大山形高)、後藤海晴(ライト級=商2・大分工業高)、鈴木蓮(ライトフライ級=経済4・花咲徳栄高)の4選手が出場した。決勝出場者全員が揃って優勝し、2部復帰へ順調なスタートを切った。



 最初に登場したのは及川。1Rから積極的な攻撃を見せた。最後まで主導権を握り続け、5ー0でポイント勝ちを収めた。「自分のボクシングを相手に左右されずに貫き通した。今年新一年生として入り、先輩に少しでも貢献できるように全力を尽くして高めていきたい」と語った。

         ▲1年生の及川


 続いて角田が登場した。相手に決定的なパンチを当て続ける。負傷しながらも意地を見せ、及川と同じく5ー0でポイント勝ちで試合を制した。「応援してくれているみんなのためにも絶対勝つという気持ちで試合に臨んだ。来年は後楽園で試合ができるように全員で勝ちに行く」と今後の抱負を語った。

   ▲角田は昨年の青年フェザー級で9位に輝いた


 3人目の後藤は、序盤から両者拮抗した戦いを見せる。僅かに後藤が優勢し、3ー2でポイント勝ちで勝利した。「自分の中では負けたと思ったので勝てて嬉しかった。去年はすごく悔しい思いをしたので今年は絶対に入れ替え戦を勝って2部に復帰する」と話した。

       ▲激しい打ち合いを制した後藤


 最後は主将の鈴木。しかし、鈴木は相手選手の棄権により不戦勝で戦いを終えた。「優勝が目標ではなく、あくまでも2部リーグ昇格が今年のチームの目標なので、気を抜かずに頑張る」と2部リーグ昇格への意気込みを語った。

          ▲不戦勝の鈴木


 また、今月末にパリ五輪を控える原田周大(法4・豊国学園高)が応援に駆けつけた。1部の試合開始前には「大学生の魂のこもった試合を見てエネルギーを貰えている。パリで大暴れして、金メダル取って帰ってきます!」と観客に向けて意気込んだ。            ▲後輩の勇志を応援する原田




文章=髙野葵葉(文3)、中西功樹(法1)

写真=冨田心暖(ネット2)、髙野