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2024.07.15
水泳

【水泳(競泳)部】子どもたちと触れ合い、地域貢献や成長へと繋がった水泳教室

〈第19回 専修大学体育会地域貢献活動 ONE DAY TEAMMATE 2024 水泳教室=7月13日〉


 ONE DAY TEAMMATEの一環として、専修大学 総合体育館プールで水泳教室が開催された。小学生を対象にした本企画では、水泳部(競泳)の選手が個々人に合わせた指導を行い、楽しみながらテクニックを学んで体験することを目標としている。


 スイミングボードや補助器具を使った練習から始まり、子供たちのそれぞれの苦手分野や得意分野にあわせた指導をおこなった。選手らは、隣で見守り記録や動画を取ってフォームのアドバイスや、子供たちの悩みに親身に向き合っていた。岡部快澄(経済2・桐光学園高)は、「水泳は、速く水中を進むときが楽しいと感じる。そのためスピード感を覚えさせると、楽しさと水泳の速くなるコツが同時につかめるので一石二鳥」と、楽しさと学びの両立を意識して教えていたと語る。つねに笑い声やハイタッチが飛び交い、子どもたちが楽しめるよう工夫がなされていた。熱中症対策にも気を配っている様子が見られ、休憩では子どもたちと談笑する選手らの姿があった。

▲ヒアリングのうえ一人ひとりに合わせた練習


 後半は、飛び込み練習やチーム対抗リレーがおこなわれた。最初は選手らがお手本としてフォームを見せたり、飛び込み台より低い位置から指導したりと、手厚いサポートのもと飛び込み練習をしていた。フィードバックにも力を入れており、子どもたちの成長を見て取ることができた。練習の集大成となる最後のチーム対抗リレーでは、小学生と大学生のチームが一丸となって全力を尽くした。

▲一致団結でチーム対抗リレーに挑んだ


 閉会式では表彰式と記念撮影をおこない、子どもたちと選手らは笑顔で水泳教室を締めくくった。

▲表彰式がおこなわれた


 閉会式後のインタビューで岡部は、「子どもたちが元気に楽しく水泳を学んで速くなってもらうのが自分の目標であった。今回の企画で子どもたちを教えるにあたって、子供たちが飽きないよう如何に水泳を楽しく勧めるかを意識してさまざまな工夫を凝らした。その結果、指導した子に『たのしかった。今度出場する大会も頑張れる』と言ってもらえたのは嬉しかった」と語った。そして、「子どもたちを教えていく中で、自分が忘れてしまっていたことや初心を思い出すことができた。それを今後の試合でも活かせることができると思う」と今後の展望に期待を寄せた。

▲参加してくれた子どもたちと記念撮影


文=峯岸茉莉亜(法1)

写真=米山初佳(文1)