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2024.06.25
陸上競技

【陸上競技部】 全日本大学駅伝予選会  出走メンバー一問一答

〈秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会  6月23日   =相模原ギオンスタジアム〉


 2009年以来の伊勢路切符を掴みに予選会に臨むも大きく跳ね返された専大。チームを代表して出走した全8名の選手のレース後のコメントを一問一答でお届けする。


▲20校が7つの枠を争い激突。専大は7位通過を狙うも昨大会から順位を2つ落とし16位。他大学との差が顕著に表れる苦しい結果となった。 



〇1組

26位:藁科健斗(経営3・横浜高)30:07:77

▲藁科健斗 

(レース振り返って)

「今年は自分は1組目っていうことでチームの流れをつくるっていう意味でこの組に入ったっていう意味合いはあったんですけど、ちょっと流れを作るっていうところでいうとまだ力不足というか順位とタイムがまだまだかなって思いました」。


(春先から調子が乗らないようにみえたが最近は?)

「関東インカレが終わってからの練習は全部継続できていて、調子としても全然上がってきていたので、去年より走れるっていう手応えはありました。やっぱり関東インカレまではちょっとしっくりこなくて動いてなかったなって感じだったんですけど、今はもうイメージしてる動きと実際の動きがだいぶ合ってきている。まだまだこれから上がっていけるかなと思います」。


(今後に向けて必要なことは?)

「やっぱり自分は副キャプテンっていう立場で、今回のエントリーの中では最上級。やっぱりエントリーメンバーをまとめていくていう、1、2年生を引っ張っていくっていう立場にならなきゃいけなかった。(それを踏まえて)自分が3組目だったり、後半の組に走らないといけないなっていうふうには思います。やっぱり1、2年生にほんとに負担をかけさせないで、楽な気持ちで走らせたいのでプレッシャーをかけさせないことが自分たちのやるべきことかと。1、2年生たちが楽に走れるようになるために、自分たちが力をつけていくしかないなって思います」。



29位:具志堅一斗(経営2・コザ高) 30:29:30

▲具志堅一斗 

(今日のレースを振り返って)

「去年も同じ1組目に出ていてリベンジっていうところもあったので。順位っていう面では15位以内っていうのと、タイムでは30分10秒台っていう、10秒台か10秒切るぐらいっていうのを目標にはしてたんですけど。そこでちょっと6000m以降で全然、前のペースアップっていうのに全然ついていけなくて、逆に落ちちゃったんで、そこが自分の課題っていう部分がが見えたレースでした」。


(レースに向けてどのような準備をしたか)

「練習の内容自体は、去年よりは全然質も高くて、それをこなしてたんで、 自信自体はあったんですけど。いざレースをしてみたら、去年とは全然レース展開も違くて、ついていけなかったっていうのがありました」。


(自分の課題について)

「今回のレースもそうなんですけど、前回の関東インカレでもちょっとラストの部分で自分はやっぱり落ち込んじゃったりして上がらない。そのラストを上げるっていう面で もっと走力をつけるっていうのと、そのラストを叩くっていう能力を上げていきたいなって思いました」。


(今後の目標)

「次はもう箱根予選に向かって練習していくので、今回はチームに貢献できなかったところをしっかり箱根予選ではチーム内でも全体でも上位で走って、チームを箱根に出場できるようにしていきたいと思います」。



〇2組

21位:上山詩樹 30:17:12

▲上山詩樹

(レースを振り返って)

「個人的には難しいレースだったのかなと思っていて。ちょっと牽制が入ってあんまり良いテンポで走れない中で、位置の取り合いが結構激しくて。そこで体力を使っちゃったかなというのがあって、もうちょっと全体を見ながら上がるレースをしたらよかったのかなと思う。映像見てからじゃないとわからないんですけど、そういう所感です」。


(コンディションは?)

「調子は結構良かった感覚はあったので。上位を狙おうと思って挑んだレースではあったので、そういうところで気負っちゃった部分はあるかなと思います」。


(組の中の順位も意識したか)

「今回のエントリー的には序盤で勢いをつける形のエントリーだったので、自分が行くしかないというか。上位を取って後半にゆとりを持って走ってもらうというところ。それが僕の役割だった。そういうところで失敗してしまって良くなかったと思います。組トップを取るべきだったのに、というところがあります」。


(関東インカレ後に意識したこと)

「関東インカレは個人的な感覚としても良かったので、そういうところで満足してしまった部分が若干あったかなとは思っています。レース前は浮足立っていたかなと今は感じます」。


(結果を受けてこれからは?)

「正直切り替えるしかないので。この経験があったから箱根予選会で良い結果が残せたと言えるように夏合宿ではしっかり悔しさを糧に頑張っていきたいと思います」。



38位:高橋凛琥(経営1・八千代松陰高)30:59:61(自己新・初)

▲高橋凛琥

(レースを振り返って)

「自分は初公式戦で初出場としてチームで8人の中に選ばれて、  新体制なって新しく頑張っていこうっていう中で選ばれさせていただいた。結果として走る前から初の10000mだったので、どこまで行けるか分からない、未知の世界っていうのもあった。7000mぐらいまでは絶対いけるなっていうのはあったんですけど、後半残り3000mのところで 1ミリたりともついていけなかったっていうところは、まだ自分の実力の足りなさを痛感できたところでした」。


(レースに向けて準備したことは)

 「先月の日体(=日体大記録会)で自己ベストを更新して、調子がいい中で練習が詰めていて、2週間前の練習で選手選考の練習があったんですけど、そこでだいぶいい形でできたのでもしかしたら全日本もいい走りができるのではないかなっていう感じだった。一応練習の面ではちゃんとできていたのかなとは思います」。


(今後の自分の課題)

「今日に関してはもう1番レースが動くところ、最も大切なところでついていけなかったので、完全なる実力不足。今年1番悔しいんです。ですけど、1年生でこの大舞台で痛感できたことは、今後の大学4年間の陸上生活で(活きる)大きないい経験だったと思うので、夏合宿ではこの悔しさを忘れずに練習して、10月は箱根本選出場を目指して、また一回りも二回りも、自分で限界を決めずに、また努力していきたいなと思いました」。


(今後の10000mの目標)

「今年中に28分台を出します。大学4年の最後で27分台を出すのが目標なので、 順調に行くっていう形で考えると、やっぱり28分を今年中に出しておきたいなっていうのはある。ちゃんと段階を踏んでやっていけば不可能ではない目標だと思うので、1からまた着実に少しずつ練習を積んでいって頑張りたいと思います」。



〇3組

32位:大西裕翔 30:24:10 (文2・京都外大西高)

 ▲大西裕翔


(レースを振り返って)

「けっこう全部が上手くいかなかったレースでした」。


(上手くいかなかった要因は?)

「故障と1週間前のピーキングから始まって、自分が速いスピードについていけない。実力不足。全ての要因が合わさって今日の結果かなというのはありますね」。


(関東インカレ後の状態、意識したことは?)

「1週間ほど怪我してしまって練習がストップしてしまって。さほど体力は落ちなかったんですけど、そこで練習ストップして関カレの流れのままいけなかった。一回止まってしまったというのはあります。関カレはラストのスピードの変化で負けてしまったので、そのスピードの変化に慣れるように練習してきたんですけど、それでもやっぱり今日のレース変化についていけず、あの結果になってしまった感じです」。


(今後の課題、意気込みは)

「全ての実力が全然違った。これから夏合宿また始まっていくので、夏合宿やってるだけじゃ他のところも同じ時間練習しているので、通用しないと思う。これ以上の練習をしていかないといけないと思います。予選会は負けられないので、そこまでハーフというところでどこまで自分を高められるか。残り少ないですけど、ゼロからやる気持ちで上げていきたいです」。



38位:江幡凜太朗(経営2・水城) 31:35:04

江幡凜太朗


(レースを終えて)

「自分の今のレベルから見て結構レベルの高い、チャレンジになるレースだと思っていたんですけど、正直結構いいコンディションで状態作れていて、(その中で)全然戦えなかったっていうところですごい悔しさが残るレースだったという感じです」。


(調子が良かった?)

「(先月の)世田谷記録会で自己ベスト出て、そこらへんから結構いい状態を持ってこられていたんですけど。今日も3組(っていう)すごいレベルの高いレースだと思うんですけど、自分なりにそれなりには戦えるんじゃないかなっていう思いでいた。だけど現状とのギャップっていうのがあって。(全体的に)上手くいかなかったです」。


(思い描いていた理想のレース展開は?)

「あれくらいのハイペースになるってのはわかっていたんですけど。中盤全員がもう先頭についていったっていうのが想定外で。でも入りとかのタイムとしては全然想定していた中で入っていたので、その中で対応しきれなかったっていうのでは、実力不足かなと思います」。


(他大と感じた具体的な差は?)

「やっぱり上の(レベルの)選手はもう8分35秒くらいっていうすごい早いペースで3000mに入っていって、そこからもうずっと(1キロ)3分、 3分切るくらいのペースでずっと押していくっていうところで、それが自分にはちょっとまだできなかった。できなかったですけど、それができるレベルまで予選会までには成長しないといけないと思いますし、ああいうところと戦っていかないと、予選会は勝てないと思うので夏合宿ではしっかり課題を乗り越えて、秋冬ってリベンジしてきていきたいと思います」。



〇4組

27位:新井友裕(文3・浦和実)29:23:76

▲新井友裕


( レースを終えて)

「今回は4組目という1番早い組になることはも元々決まっていて。その中でどれぐらい戦えるか、どれぐらい粘れるかっていうところに 重点を置いて走りました。その中で7000mぐらいまではつくことできたんですけど、そこからペース上がった時にやはり離れてしまって。やっぱりトップクラスの選手とは余裕度の違いが見えました」。


(レースに向けての調整は)

「練習としては強度の高い、昨年とかの4組走った選手より強度の高い練習とか、そのスピードに置いてかれないような練習をしていました」。


(エースとして自覚はどうか?)

「やっぱり自分はエース(といわれるような)タイム持っていると思うんですけど、全日本前の練習とかも他の選手よりは遅れることもあって。やっぱり練習で全然引っ張れてないっていうところだったり、怪我をちょくちょくしてしまって練習を離れてしまうことはかなりあるので、そうなるとやっぱり士気は下がっていくと思う。夏合宿などはしっかり自分が引っ張って、 箱根予選は中心で引っ張っていけるようにしていきたいと思います」。


(個人、チームとしての目標)

「次はもう箱根駅伝予選会になる。 個人としては、箱根予選で他校の日本人エースの集団に入って、最後まで勝負するってところが目標で、 チームとしてもう今回は(絶対に)突破しないといけないので、夏合宿でレベルアップして10番以内に入る、昨年は18位だったのでその差をしっかり考えて、しっかり練習して、今度は悔し涙じゃなくて嬉し涙になるようにしていきたいです」。



28位:ダンカン・マイナ(商1・専大熊本高) 29:24:72

▲ダンカン・マイナ


(今日のレースはどうだったか)

「今日のレースは良かったです。最初の1キロまではスムーズでした。でもその後、足に痛みを感じました。そこからペースを落としました」。


(チームの結果を受けて)

「チームは予選会の期間に達するまでにさらに努力を重ねる必要があるということです」。


(今後の目標)

「夏の間にトレーニングをするつもりです。次のレースを待ちます。次のレースはハーフマラソン・予選会になる(と思います)」。





取材・文=河上 明来海(文4) 、竹田一爽(文3)、倉林光琉(法1)