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<関東学生春季ホッケー3部リーグ戦5月3日(金) 早稲田大学東伏見グラウンド>
5月3日(金)早稲田大学東伏見グラウンドにて関東学生春季ホッケー3部リーグ 横浜市立大学との試合が行われた。この試合に勝利すれば、優勝決定戦に進出する大一番であるが、ドローを喫した。
▲試合前の円陣
1Q、専大のセンターパスから試合開始。6分にシュートを放たれたが、ゴールキーパーの星野旭斐(経済2・前橋東)が足でブロック。13分にも体を張って先制点を与えなかった。
▲GK星野がブロックした瞬間
2Q、5分に敵陣で上野佑(文4・藤沢翔陵)が井田泰希(人科3・太田)にパスを渡すが、足を滑らせチャンスを逃した。10分には自陣前まで攻め込まれシュートを打たれるが、河元亮佑(経営4・日本学園)の執念のブロックで失点を防いだ。攻めに転じたい専大は13分に江尻健人(経済2・明秀日立)がゴール前でシュートを放ったが、ゴールを阻まれた。14分には専大のミスから攻め込まれたが、山村隼(経済4・小山)が阻止しピンチを凌いだ。前半は全体的にボールを奪えない時間が続き苦しい展開であった。
▲ゴール前で山村がブロックした瞬間
10分間のレストを挟み3Q、先制点を挙げたい専大は9分に根本隼介(文4・勝田)がシュートを打ったが、枠をとらえきれなかった。その後、11分・14分とPCを与えてしまうが失点を防ぎ終了。
▲PC(ペナルティーコーナー)のシーン。堅い守備で失点を防いだ。
4Q、5分に根本がこの試合2本目のシュートを放つが、またも枠外。8分にはPCを獲得するが、得点につながらない。11分にも江尻が攻めるもパスがつながらず、好機を逃す。試合は0-0のドローとなった。
後半は前半と変わり専大の攻撃チャンスが何度もあったが、活かすことができなかった。
試合後、主将の根本は「悔しい結果だけど、最低限引き分けと考えていたから一安心している」と述べ、前半と後半の戦術面については「相手の攻撃パターンを見抜くことができたから、守りで合わせに行きカウンターでつなぐことができた」と話した。
前回の試合は7点を挙げ勝利したが、この試合無得点で終わったことについては「陣地にボールを運べているけど、自分でサークル内に入りシュートを放つ機会が少ないのが原因だ」と悔しさを滲ませた。
▲次戦は筑波大学の試合だが、オープン参加のため試合結果は影響しない。そのため、専大の優勝決定戦進出は5月12日(日)に行われる成城大学VS横浜市立大学で成城大学が勝利することが条件となる。
文・写真=知地泰雅(文2)