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〈2024年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦第3節 対早大=4月14日 小田原アリーナ 専大0ー3早大〉
前日に甲斐優斗(経営3・日南振徳高)の合流で1勝目をあげた専大は昨年王者の早大と対戦。甲斐はこの日から日本代表合宿に合流のため、チームを離れた。そんな中、専大は粘りのある試合を展開した。第2セットでは終盤に堺爽人(文4・佐賀工高)の2連続ブロックで勢いに乗ると、デュースにまでもつれ込み、30点にまで到達する熱戦を繰り広げた。しかし、セット終盤に得点を決めきれず、ストレートで敗戦した。
▲喜ぶ選手たち
第1セットスターティングメンバー
OH:#1竹内、#6藤原
MB:#2堺、♯17新居
OP:#18生田
S:#5井出
L:#13水野
第1セットでは試合終盤まで点数を取って取られての展開であった。点差を2点以上差を付けられることがなかった。しかし、23ー24点の時、ネット際のボールを押し込もうとした堺のタッチネットにより、第1セットを23ー25で落とす。
▲サーブを打つ堀内
第2セットは30点に到達する大接戦であった。序盤、堀内大志(文3点・日南振徳高)のサービスエースや相手のミスもあり、専大は連続で得点を重ね最大5点差をつけた。しかし、中盤で自分たちのミスが重なったことから流れを早大に持っていかれ同点にまで追いつかれる展開となった。その後逆転を許しセットポイントを握られてしまう。だが、直後に堺が2連続でブロックポイントを決め再度専大がリードする展開となったが、相手のサーブでレシーブが乱れ、連続得点を許し28ー30でこのセットを落とした。第3セットでは連続得点を許す場面が多く17ー25でセットを落とし、ストレートで敗北となった。
▲ブロックをする堺と井出脩斗(経済4・聖隷クリストファー高)
試合後、堺は「優斗がいなくて完成してない状態での試合で、自分たちがどこまでできるかなと思いながら挑んだ」と試合を振り返り、ブロックについては「相手のセッターがうまいのでサーブで相手を崩してコンビ数を減らすのを徹底した」と今回の試合の意図を話した。今後の課題については「集中力を崩さず、最後にしっかり点を決めれるようになったらもっと戦える」とチーム全体をみた。
▲スパイクを打つ堺
文・写真=山中美琴(文2)