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2024.04.12
バレー

【バレー部】立て直し叶わず 初戦黒星スタート

〈2024年度春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦第1節 対東海大=4月6日 東海大学湘南校舎 専大0ー3東海大〉




 新体制となり初めての試合となった春季リーグ初戦、専大は東海大と対戦。序盤は両者互角のラリーを展開するも中盤から相手の連続得点を許すなど徐々に点差を離される。チームは新キャプテンの竹内慶多(経済4・啓新高)を中心に立て直しを試みるも相手の勢いに押され、立て直すことができないままストレートで敗戦。黒星でリーグをスタートさせた。


▲サーブを打つ竹内




第1セットスターティングメンバー


OH:#1竹内、#11堀内



MB:#2千葉、#17新居



OP:#18生田



S:#5井出



L:#13水野




 第1セット、専大は序盤から相手に連続得点を許す展開となった。中盤2回目のタイムアウト後竹内と堀内大志(文3・日南振徳高)を中心に着実に点数を重ねる。更には試合終盤に交代でコートに入った田垣遼大(法2・東海大札幌高)のサーブから連続得点を重ね粘りを見せた。しかし、序盤からの連続得点が響き21ー25で第1セットを先取された。

▲ネット際を争う新居良太(経済2・開智高)

▲トスをあげる井出


 第2セットは序盤両者譲らぬラリーで試合は展開された。しかし、相手にサービスエースを取られるとそこから流れを持っていかれ、連続得点を許す苦しい展開となった。中盤からはサーブミスやスパイクミスなどのミスが目立つようになった。終盤では相手のディフェンスに苦しみ2連続でブロックをされ、スパイクを決めきれずに16ー25で第2セットを落とした。第3セットでは第2セットからの流れを切り替えることができず序盤から連続得点が続いた。しかし、このセットはブロックで粘りを見せた。セット終盤専大はラリー中に何度も相手のスパイカーのアタックを2枚ブロックにて何度も耐え、相手にプレッシャーをかけ続けた。また、試合中盤でも2枚きっちり揃ったブロックは相手のスパイクをきっちりと防いだ。しかし、流れを持ってくることはできず、17ー25でこのセットも落としストレートでの敗戦となった。

▲堺爽人(文4・佐賀工高)、生田宗原(経済2・昇陽高)、堀内の3枚ブロック

▲サーブを打つ堀内



 試合を終えて竹内は「思っていた組み立てができなかったので課題が多く見つかった。立て直そうとしたがみんな(攻撃を)引いてしまっていたので追い上げられなかった」と話し、課題については「サーブとサーブレシーブが東海より劣っていた」と話した。次戦については「開き直ってやるしかないので、全員で課題を修正して臨めるようにしたい」といきこんだ。井出脩斗(経済4・聖隷クリストファー)は今回の試合を振り返って「キャッチはしっかり入っていたがそこで1本決めきれなかったり、決めさせることができなかった。2セット目中盤はみんなまだ攻める気持ちがあった。」とこの試合を振り返った。



文・写真=山中美琴(文2)