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2015.09.13
バスケ

【男子バスケ部】筑波大に劇的勝利で3勝目!

9月13日、関東大学バスケットボールリーグ戦が国士舘大多摩キャンパスにて行われ、専大は昨年リーグ戦3位、新人戦覇者の筑波大と対決した。第1ピリオドは完全に筑波大ペースとなり、18点差をつけられ圧倒されるも、第2ピリオドはタフディフェンスからオフェンスへつなぎ、点を重ね34点を取り逆転に成功する。試合後半は接戦となり一進一退の攻防が続く。決着がついたのは試合時間残り40秒を切ったところ、1点ビハインドで迎えた場面から#24田代がスリーを沈め逆転し、勝利をもぎ取った。

 

 

専大78(6-24、34-12、22-23、16-17)76筑波大

 

 

スタメン

#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)

#6  渡辺竜之佑(経営3・福岡第一高)

#24 田代直希(商4・東海大浦安高)

#7  國分大輔(経営3・名古屋大谷高)

#32 野口夏来(経済1・福大大濠高)

 

 

第1ピリオド、序盤はお互いにディフェンスが機能し得点が入らない時間が続くも、パスミスから筑波大に速攻を決められるなどしてリードを許す。また、筑波大のストロングポイントであるインサイドからの攻撃を止められずに点差を離されてしまう。6-24と18点差をつけられ、第2ピリオドへ。

 

 

第2ピリオド、#24田代が「まだまだあきらめずに戦える自信があった。こんなものじゃない」と語るように序盤からうって変わって専大ペースになる。タフディフェンスで相手の攻撃を止めると、#24田代の速攻からのカウントプレーが飛び出し、チームが勢い付く。7分には#65佐々木健登(経済2・能代工高)にもカウントプレーが出て16-28となり相手にタイムアウトを取らせる。タイムアウト後も専大ペースには変わらず、ゾーンディフェンスから速攻につなげるなど、点を詰めていく。4分には#13石上潤(経済4・浜松商高)のスリーで1点差、#11秋山のドライブで、29-28と逆転する。その後は#11秋山の2本のスリーが出るなどし、リードを保った。40-36とリードして前半を終える。

 

 

第3ピリオド、筑波大#17杉浦佑成(福大大濠高)のカウント、外れたフリースローを拾われ#2満田丈太郎(北陸高)にスリーを決められ一気に逆転されてしまう。しかし、今年の専大はここでは崩れない。#11秋山が味方の外れたシュートに反応し、リバウンドを拾いシュートを決めると、#24田代がスリーを決め、再びリードする。中盤以降は専大にボールロスが目立ち失点するも、#6渡辺のスリーなどで得点し、相手に流れを渡さなかった。62-59で最終ピリオドへ。

 

 

第4ピリオド、開始1分、#24田代が今日4つ目のファールをしてしまい危機的な状況になる。さらに、筑波大の#6馬場雄大(富山第一高)、#8木林毅(北陸高)、#17杉浦など強力なオフェンス陣を前に専大のチームファールがかさんでいく。5分、筑波大#6馬場にミドルを決められ67-67の同点とされるも、専大はなんとか#65佐々木、#11秋山を中心にオフェンスを立て直し、引き下がらない。試合残り1分40秒、筑波大#8木林にカウントを決められてしまい、73-76とリードを許す。しかし、直後に#24田代から#6渡辺の合わせプレーが決まり、残り1分で1点差と粘る。そして、試合時間残り40秒を切り、24秒ショットクロックも残り2秒、#24田代のスリーポイントラインから放たれたシュートが綺麗な放物線を描きリングに沈み、78-76と土壇場で逆転に成功する。最後は筑波大の猛攻を守りきり勝利。リーグ戦3勝目(1敗)をあげた。

 

 

昨年の大東大との1部2部入替戦3戦目を彷彿させる#24田代のスリーだった。立ち上がりが悪くても最後まであきらめない姿勢に私は感動した。今日の試合は足を動かし、声で連携を取るディフェンスから流れをつかんだ。今後もがむしゃらに、ひたむきに勝利を重ねていってほしい。

(文3・阿部理志)

 

 

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▲#24田代は攻守でチームをけん引した。



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▲今日の#11秋山はチーム最多の22得点をたたき出した。

 

 

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▲勝利の瞬間。 

 



以下はコメント

 

佐々木優一監督

「昨日の東海大戦の良かったところを続けようということで試合に入ったが、受け身で入ってしまったため、第1ピリオドは点差をつけられてしまった。第2ピリオドは、振り出しに戻すのは無理だからどれだけできるかということを伝えた。選手たちは頭を切り替えて、やるべきことをやってひっくり返すことができた。勝ったからよかったが、反省すべきことは反省して次の明大戦へつなげたい。」

 

 

田代選手

「勝てるという気持ちはあった。第1ピリオド終わって点差をつけられたが、戦える自信はあった。筑波大は身体の強い選手が多くてきつかったが、身長はあまり専大とかわらないので、ディフェンスのときはスイッチしてずれを作らないようにした。あのスリーは自分が打つフォーメーションだったので打った。今年のチームはボールをもらったらリングに向けてアタックできている。1人が点を入れるのではなく、拡散しているので相手からしたら守りづらいと思う。次戦の明大はトーナメントで負けているチームなのでかりを返したい。」