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2023.11.06
バレー

【バレー部】サーブで押される リーグ10位で今大会を終える

〈2023年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦11節 対東海大=10月29日 日本体育大学健志大キャンパス 専大0ー3東海大〉



 秋季リーグ最終戦、リーグ上位の東海大と対戦。この試合は序盤から相手のサーブに苦しむ展開が続いた。第1セット第2セット共に序盤から相手のサーブに崩され点数を離される展開であった。甲斐優斗(経営2・日南振徳)のバックアタックはことごとく東海の壁に阻まれ、なかなか流れを断ち切ることができなかった。第3セットでは第2セット目終盤から変わって入った山崎仁(商4・駿台学園)がチームを躍動させるプレーを見せたが、中盤から点差をつけられストレート負けで今大会を終えた。


▲サーブを打つ山崎


第1セットスターティングメンバー



OH:#15甲斐、#19堀内



MB:#2バーナード、#9堺



OP:#1甲斐



S:#13井出



L:#21水野



 第1セット序盤堺爽人(文3・佐賀工)がブロックポイントを握り、専大は東海大相手に一歩前に出て幸先の良いスタートに思えた。しかし、このすぐ後、東海大のサーブで苦しめられることになった。甲斐優斗がサーブで狙われ、レセプションがなかなか上がらずスパイクが決めきれないという状況が続いた。その後も細かいミスが目立ち東海大の勢いを切れず16ー25でこのセットを落とす。

▲レシーブをする甲斐優斗




 第2セット、バーナード永地(文4・大同大大同)に代わり千葉貫世(経済2・東北)が、リベロは竹内慶多(経済3・啓新)が水野永富(商2・岡谷工)と交代しながらコートに入った。この交代で流れを変えたかった専大だが自分たちのミスやレセプションのミスなどが続き序盤から点差を付けられ16ー25で第2セットも落とす。

▲スパイクを打つ甲斐孝太郎



 第3セット、このセットは前のセット終盤に交代で入った山崎がスターティングで入った。要所要所でスパイクを決めきったり、身体を張ったレシーブでチームを引っ張った。しかし、甲斐兄弟のバックアタックがことごとくブロックされるなど専大のやりたいプレーができず19ー25でこのセットを落としストレートで敗北した。

▲トスをあげる井出


▲相手を見て冷静にフェイントを落とす山崎



 この試合で甲斐孝太郎は「相手の勢いに呑まれた。途中から点差が離れたから楽しむことを意識した」と話した。Sの井出は「自分の実力不足」と度々口にし、「もっとクイックを使えるようにしたい」と語った。途中から入ってきた山崎については「トスが一番合う選手で上げていて楽しかった」と話した。山崎は「自分は守備と雰囲気を上げる役割で入った。井出選手にはプレッシャー無く上げて欲しかったのでどんどん自分に上げていいよと声をかけた」と自分の役割について話した。秋季リーグを振り返ってを聞くとみな口をそろえて「守備、特にレセプションが課題」と今回の敗因でもある守備の面を課題にあげた。一か月後に行われる全カレが4年生最後の大会となる。去年の初戦敗退という結果を胸に一勝必勝で挑む。

▲サーブを打つ甲斐孝太郎


文=山中美琴(文1)

写真=山中美琴(文1)、高橋奈月(文1)