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<1部リーグBIG8 一次リーグ第２節＝10月22日 アミノバイタルフィールド 専大18－13国士舘大>
わずか５点の差で専大が逃げ切った。勝利を手にした戦士たちは、一次リーグAブロックを２位で終え、二次上位リーグ出場を掴み取った。
秋晴れが心地よい昼頃、国士舘大との白星争いが始まった。
第１Qを勢いよく攻め込んだ専大は、＃６平賀正郎(経済２・横須賀学院)のランプレーで６点を先制する。軽快な足取りで大柄な敵を見事に交わしていった。
しかし、第２Q中盤、＃８谷口偉大(商２・堀越)のパスが相手に渡りインターセプトとなる。ここで流れは一変し、TDパスをとられて同点に。さらに、キックを決められ逆転されてしまう。
第１Q先制獲得直後のパフォーマンス
巻き返しを狙う第３Q序盤、谷口のロングゲインで再び流れを呼び戻す。前半のミスを取り返す、ビッグチャンスを作り上げた。この好機に、すぐさま応えたのが＃２後藤僚汰(法３・舞岡)。相手の隙をつくランプレーで、瞬く間にフィールドサイを駆け抜けていった。31ヤードのTDランに成功。12得点にまで追い上げる。その後も２点を追加し、最後まで得点を死守して勝ち切った。
＃２後藤のビッグプレーを喜び合う選手たち
自慢のディフェンス
渡辺卓史監督は、「当初は圧倒するプランだった」と行き詰まったゲーム展開を反省しつつも、「止めてくれるだろうと信じて見ていた」と第４Q終盤の守備を高評。ディフェンス陣に圧倒的信頼を寄せている。次戦以降への気合も凄まじく、「残りの３つ桜美林、日体大、青学を倒す」。「どれだけ勝ちたいかっていう気持ちと最後まで走り切れる気力、体力。この３つが揃えば必ず良い結果が出てくると思って信じてやらせます」と二次リーグ、制覇へ向けて威勢よく意気込んだ。
次戦、11月４日(土)は横浜スタジアムで行われる。そこに迫った大一番、臨む相手は日体大だ。一面ブルーな戦場にGREENMACHINEが挑みにかかる。
文・写真＝小山明香(文２)
