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<令和5年度 第3回世田谷陸上競技会=10月7日 大蔵運動公園陸上競技場>
▲自己ベストを更新した丹
丹柊太郎(人間科1・松山商業)が5000mで自己記録を2秒更新した。10月8日に行われた世田谷競技会に、専大から10名が5000mで出場。専大勢トップは上山詩樹(経済1・敦賀気比)の14分34秒53、続く2番手に丹が入り14分40秒46をマークした。
箱根駅伝予選会のエントリーメンバー外が出場した。レース開始後、専大の集団を引いたのはペースメーカーを務めた粟江倫太郎(経営4・三浦学苑)。2分55秒ほどのペースで推移。2000mを過ぎたあたりから次第に集団がふるいにかけられるも、粟江の後ろには上山と丹がしっかりとついた。終盤、上山が丹を離し14分34秒53秒で組5着、続く丹が14分40秒46でフィニッシュし自己記録を2.5秒更新した。
▲西日が差し込む中、レースがスタートした
▲粟江がうまくペースをコントロール。「自分としてはその流れにうまいこと乗っていくっていう感じでした(丹)」
▲上山は自己ベスト更新とはならなかった
丹は試合を振り返り、「(14分)30切りを目指していた。調子としてはうまく持ってくることができたんですけど、終盤の粘りっていうのが自分の課題かなって感じました。ラスト(スパート)は上げることができたので良かったです」と課題と収穫の両面を語った。
1年生の丹はこの夏、初めて大学の合宿を経験した。「高校時代やったことないようなきつい練習。全力で準備して臨まなきゃいけない」と距離、タイム、コースのアップダウンなどすべてがスケール違いだった。2次合宿の後半では疲労困憊でついていけないこともあり、3次の選抜合宿のメンバーからは外れてしまったが、寮に戻ってからは秋以降に向け、記録会を見据えた練習にシフトチェンジ。その1発目となる今回、自己記録を更新した。
これからについては「まずは基礎的なところから上げていって、記録を作って、(来年の)夏戦えるように。来年に向けた体作り」と常に先を見据え、憧れの箱根路を追いかける。
5組
5着 14:34.53 上山 詩樹
6着 14:40.46 丹 柊太郎(自己新)
8着 14:43.13 佐藤 陸
9着 14:45.24 中島 優太
12着 15:02.19 日比野 陸
13着 15:07.28 山村 啓仁
14着 15:11.17 佐藤 真也
15着 15:25.77 水上 紘汰
16着 15:51.05 安藤 凛
DNF 粟江 倫太郎
文・写真=相川直輝(文4)