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〈2023年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 6節 対早大=9月30日慶應義塾大学日吉記念館專大1一3早大〉
9月30日未だ白星のない専大は早大と対決した。専大は第1、第2セットと早大に先取されたが、第3セットは早大の勢いを抑え、セットを獲得した。続く第4セットで再び早大にセットを取られ、激戦の末専大は敗戦した。
第1セットスターティングメンバー
OH :#1甲斐 #3中川原
MB :#9堺 #25新居
OP :#12竹内
S :#13井出
L :#21水野
第1セットは早大の力強いスパイクに苦しめられた。甲斐孝太郎(文4・日南振徳)のサーブや中川原将太(経営4・佐賀商)のスパイクで早大との点差を縮めようとしたが、18-25でセットを落とす。
▲スパイクを打つ中川原
第2セットは序盤早大に先取されリードされていたが、堺爽人(文3・佐賀工)のスパイクやブロックが光り、専大がリードする場面もあった。しかしその後サーブミスや相手の攻撃を取り逃したりするなどのミスが続き、第2セットは激戦の末、20-25で惜しくもセットを落としてしまう。
▲スパイクを打つ堺
続く第3セットは堀内大志(文2・日南振徳)のスパイクが決まり好調なスタートを切った。早大の力強いスパイクをブロックして得点する場面が多く見られ、序盤5-2と専大がリードすることとなった。このセットでは新居良太(経済1・開智)のブロックが群を抜き、中川原のスパイクや甲斐のサーブなど専大の攻撃やブロックは早大を苦しめた。その後も専大は早大をリードし、相手の攻撃にも耐え、25-21で見事第3セットを勝ち抜いた。
▲ブロックする中川原と新居
第4セットでは中盤までサーブも入り、スパイクも積極的に見られたが、早大の圧倒的な攻撃でポイントを取られ、終盤にはサーブミスなども見られた。タイムアウト後、生田宗原(経済1・昇陽)がコートに入り、早大との点差を縮めようとするも、このセットは15-25で落とし、専大は連敗を止めることはできなかった。
▲試合を終えた選手たち
試合を終えて新居は「取れるとこが取れなかった。そこが悔しいところ」と話し、第3セット目の自身のブロックについては「うまくはまってくれて良かった」と話した。また現在のチームの状況について「最初に比べてチームの完成度が上がってきた。今ちょうど折り返しなので今後も一勝あげられるように頑張りたい」と意気込みを話した。
文=久保歌音(人科1) 写真=北原倖多(文2)