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2015.09.05
バスケ

【男子バスケ部】リーグ戦開幕白星発進!

9月5日、関東大学バスケットボールリーグ戦が代々木第二体育館にて行われ、専大は昨年7位の法大と対戦した。試合前半はシュートが入らなくなると流れが悪くなり、相手に効率よく得点される場面が多かったが、試合後半の第3ピリオドでは、エース#24田代を起点にオフェンスを立て直し、ディフェンスではきちんとリバウンドを取り自分たちの流れをつかんだ。第4ピリオドは途中逆転される場面もあったが、#24田代のスリー、#11秋山のドライブなどで逃げ切った。





専大68(15-23、18-14、22-13、13-14)64法大




スタメン

#11 秋山熙(経営2・東海大浦安高)

#6  渡辺竜之佑(経営3・福岡第一高)

#24 田代直希(商4・東海大浦安高)

#7  國分大輔(経営3・名古屋大谷高)

#32 野口夏来(経済1・福大大濠高)





第1ピリオド、序盤から確率良くシュートが決まる。オープニングシュートでいきなり#24田代がスリーを決めると、#7國分、#24田代のスリーが連続で決まりリードする。しかし、中盤になるとタフショットが増え、得点できない時間が続くと、法大に一気に攻められ逆転されてしまう。4分、なんとか#6渡辺がカウントプレーを決めるも、後のシュートが決まらない。タイムアウト明け、途中出場の#65佐々木健登(経済2・能代工高)のミドルシュート、#6渡辺のドライブが決まるも、15ー23と8点ビハインドで第1ピリオドを終える。





第2ピリオド、#65佐々木のミドルシュートが決まるも、法大の#11中野広大(土浦日大高)にスリーを決められてしまい、17ー26とこの試合最大の9点差とされてしまう。#7國分、#24田代のミドルシュートが決まり、反撃ののろしを上げると、3分、一対一から#6渡辺もミドルシュートが決まり、追い上げる。2分にはスティールから#6渡辺の速攻と#7國分のスリーが決まり、33-32と逆転する。しかし、直後のプレーで法大のエース#16沼田凌(湘南工科大附高)にカウントプレーを決められてしまいまたもや追いかける展開となる。33-37で前半を終える。





第3ピリオド、第1ピリオド同様、早速#24田代がスリーを沈める。さらに#6渡辺の速攻、#24田代のドライブが立て続けに決まりリードする。その後は#32野口、#24田代のフリースローで得点するも、法大の中を中心としたオフェンスを止められず、試合は拮抗する。中盤から終盤にかけて抜け出したのは専大だった。#6渡辺のオフェンスリバウンドから#7國分への合わせ、#7國分のミドル、#32野口のゴール下などが決まり、55-50と初めてリードしてピリオドを終える。





第4ピリオド、専大にトラベリングなどのミスが出始め攻めあぐねていると、法大#11中野にスリー、#16沼田にゴール下などを決められ、59-61とまたもや逆転されてしまう。4分、相手がゾーンディフェンスをしくなか、#24田代がスリーを決め、62-61とひっくり返すも、法大#11中野にブザービートのスリーを決められてしまう。しかし、ここで崩れないのが今日の専大であった。#24田代がスリーを決めると、法大のオフェンスを3秒バイオレーションに誘うなどして守りきる。残り13秒では、#11秋山がドライブを決め試合を決定づけた。68-64で接戦をものにし、開幕戦で勝利をあげた。





昨年はリーグ戦最下位に終わり、入替戦まで経験した専大であったが、絶対的エース#24田代を軸に入替戦を制し、5月の選手権では接戦を勝ち抜く、いわゆる「勝ち癖」がついているように見て取れた。まだまだリーグ戦は始まったばっかりであるが、開幕戦で勝利できたことは選手一人一人の気持ちの面で大きな意味合いをもつのではないだろうか。明日の白鴎大にも勝利し、連勝といきたいところだ。


(文3・阿部理志)



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▲#24田代は5本のスリーを決め、勝利に貢献した。



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▲#7國分は要所で得点力を発揮した。(撮影=斉藤葵)



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▲勝利の瞬間。















以下はコメント





佐々木優一監督

「初戦という事もあり固さがみえた。頭では理解しているけれど行動に移せずにいた。春先から期間が空いているので予想はしていた。自分たちのリズムを作れないまま相手にペースが流れる場面がみられた。しかし相手の良い所、自分の悪い所をわかっているのでアジャストしていく対応力がついた。相手のやりたい事をやらせないようにできた。

チーム作りはディフェンス、リバウンド、ファーストブレイクで点を取るようにとにかく走るチームを目指してきた。春はまだ確立できていなかったので。今回はディフェンス、リバウンド、ファーストブレイクを軸にして行こうと話していた。良い選手が多くまだまだあと2、3、4人使える選手がいるので流れの中で対応できる選手をつかっていきたい。

去年は苦しい思いをして、2年生以上は死に物狂いで一部というステージを守り抜いた。勝てる勝てないはやってみなければわからない。とにかく思い切りやろうと話した。ディフェンスとリバウンドに手を抜いている時は絶対に勝てない。選手もしっかりと理解しているようで、今日の試合では選手からディフェンス、リバウンドの声がでていた。

リーグの目標は二桁勝利。まだまだ十何試合もあるので、まずは目の前の試合を自分たちのバスケをやるという事。自分たちのバスケが出来ないと今までやってきた苦しい練習の成果も出せないので。選手たちにその成果を発揮させられるように頑張っていく。」






田代選手

「前半はオフェンスがよくなかった。外からのシュートばかりでドライブが全然決まらなかった。後半はドライブから外のシュートにいけたのでよかった。ディフェンスは前半ファールを吹かれないように控えめについていた。後半は他を見ずにやっていた。初戦勝てるだけで気持ちが変わる。2連勝で良い流れに持っていきたい。今年は点を取ろうとはしてないで周りを活かそうとしている。でもタイミングよくくるので来たのを打っていた感じ。最後はリバウンドを取れたから勝てた。リバウンドは去年から強くなったかなと思っている。

注目選手は岩野キャプテン。気が強くてガンガン行くからチームの流れを変えてくれる。リーダーシップも取っていて声も出してくれるので、僕も期待しています。注目してください!」






渡辺選手

「今日はディフェンス、リバウンドがチームで出来て勝てた。ディフェンスではディナイを徹底して簡単に相手にボールを持たせないというところが良かった。ファールも今日は我慢して少なくできた。今年のリーグ戦はチームでは10勝、個人ではリバウンドを毎試合10本以上取ることを目標にしてやっていきたい。」