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2023.09.23
アーチェリー

【アーチェリー部】インカレ開幕!貫井、村上が予選突破

〈2023年全日本学生アーチェリー個人選手権大会 1日目=9月23日夢の島公園アーチェリー場〉



  夢の島公園アーチェリー場で行われた全日本学生アーチェリー個人選手権大会に、専大からリカーブ部門女子に髙見朋夏(経済4・足立新田)、同部門男子に貫井俊汰(文3・所沢中央)、村上竜登(文2・栄東)の計3名が出場した。髙見が533点、貫井が623点、村上が600点の結果を残し、貫井と村上が明日行われる決勝トーナメントへ進出した。


 朝から雨が降り、難しいコンディションの中リカーブ部門男子予選が開幕。70ⅿラウンドのスコアを競った。貫井、村上共に前半に思ったように得点を積み上げることができずにいたが、雨の止んだ後半からは軌道修正に成功。得点を重ね、予選突破を達成した。


 「はじめは緊張していて、震えながら射っていた」という貫井は試合を振り返って、 「緊張や天候の影響で動揺したが、途中から気持ちを整えて頑張れた」と試合を振り返った。決勝トーナメントの目標としてベスト8を掲げ、「今日はあまり点数がよくなかったので、明日はよりメンタルを整えて臨みたい」と修正点を口にした。

▲前半の貫井 雨に苦しめられた

▲後半は雨が止み「前半よりやりやすかった」という

 村上は前半を振り返って「なんとか耐えていたところで終盤に点数を落としてしまい、本当に良くなかった」と悔しさをにじませた。一方で後半については「いつもと射ち方が変わってしまっていた部分を監督に教えてもらい、修正することができた」と語り、「明日は最初からいつも通りの射ち方ができるようにしていきたい」と試合を振り返った。明日の決勝トーナメントについては「まずは1勝したい」と目標を語った。

▲前半終盤の村上 ミスに苦い表情を浮かべた

 ▲後半はフォームを修正し、予選通過を果たした
 

 午後から開幕したリカーブ部門女子予選に出場した髙見は制限時間内で思い通りに矢を放つことができない場面が見られ、なかなか得点を重ねることができなかった。後半には余裕をもって矢を射つ場面も増えたが、総得点は533点となり、予選突破は叶わなかった。


 髙見は「今日は(試合前の)練習から感覚が掴めず、気持ちよくシューティングできた矢が少なかった」と試合を振り返り、「自分でも気づかないうちに緊張していたのかもしれない」と語った。制限時間を十分に使い、リズムを掴んで矢を放つのが髙見のスタイルだが、今日の試合では「うまくいかない状態で時間を使ってしまい、いつも通りに射つことができなかった」と反省を口にした。

 ▲制限時間終了間際まで的を狙う髙見

 ▲苦しい展開の中でも笑顔でプレーした

 次回は地元の長崎で開催されるインカレインドアの予選会に参加する。「今日の課題を修正して、予選通過を目指したい」と抱負を口にした。


 明日からは1対1のトーナメント方式で大会が進む。貫井は日本福祉大の中根、村上は明治大の矢野と初戦を戦う。



文・写真=山縣龍人(法4)