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2023.09.08
卓球

【卓球部・女子】筑波大に苦戦 リーグ前半戦を終える 

〈令和5年度秋季・関東学生卓球リーグ戦 9月2日 代々木第2体育館〉

 前日の大正大学との試合を4-0のストレート勝ちで終えた専大は2日目、今季から1部リーグ昇格を果たした筑波大と対戦。試合は筑波大の猛攻に苦しめられ2-4で敗戦し、秋季リーグ前半戦を1勝1敗で終えることとなった。

▲試合を終えた女子メンバー

 1番手はエース出澤。春季リーグでは無敗を記録し、前日の大正大戦でも相手を寄せ付けず快勝を果たした出澤だったが、1・2セットを連取するも出澤に負けず劣らずの攻撃を見せた1年生ルーキー青井さくら選手に苦戦。すると3・4・5セットを連取されまさかの逆転負けでこの試合を落とす。出澤自身も「1年生として向かってくる気持ちというのは強いと分かっていたが、それに対して自分も向かっていく気持ちでいかないといけなかった。少し守りに入ってしまったのが裏目に出てしまった」とこの結果を悔やんだ。

▲相手の俊敏さ、スマッシュの威力に苦戦した

2番手立川朋佳(経済2・進徳女子)は第1セットを13-15の接戦で惜しくも落とすと、そこからなかなか流れをつかむことができず0-3のストレート負け。続く中山恭花(文4・幕張総合)も第1セットを先取されるも第2セットを取り返し粘り強く戦うが1-3で敗戦してしまい、シングルス前半を0-3で終え専大は危機に立たされた。

そんな中、流れを変えたのは、ダブルスの出澤・甲斐萌夏(文2・愛み大瑞穂)ペアだった。筑波大の青井・上澤の1年生ペアを相手に序盤からスマッシュを打ち込み圧倒。第3・4セットを連取されるも、最終セットは最後まで果敢に攻め込み3-2で勝利し、望みをつないだ。

▲息の合う出澤&甲斐ペア。巧みなコンビネーションを見せつける

5番手船場清華(文4・明徳義塾)は、第1セットを12-10の接戦で勝ち取るとそこから勢いを増しストレート勝ちで勝利しチームを鼓舞した。

▲相手のミスからチャンスを作り、力強いスマッシュを打ち込んだ

しかし、6番手仲本七虹(経営2・希望が丘)が筑波大1年生の、春季リーグでは殊勲賞を獲得した相手の上澤選手にセットカウント1-3で敗北。別のコートで試合をする甲斐の結果を待たずに、専大の敗戦が決定した。

▲第1セットを先取するも勝ち切ることができなかった。

  今回の結果を振り返り千葉満月主将(文4・専大北上)は、「劣勢の時に相手は強かった。逆にそこでは自分たちは弱かった。これが相手との差だったと思う。前半戦を1勝1敗で終えてしまった事は残念だが、雰囲気は悪くなかった。チームがひとつになって、プレーヤーだけでなく周りで応援している選手も一緒に戦う姿勢を大事にしていきたい」と語った。

後半戦は春季リーグで勝ち星を上げた日体大と、唯一敗北した中央大とぶつかる。春季リーグでは果たせなかったリーグ優勝のために後半戦では負けられない試合が続く。


文=高橋奈月(文1)

写真=田口佳奈枝(経済1)