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<第96回 関東学生選手権水泳競技大会 =8月4日 東京アクアティクスセンター>
4日、インカレ前最後の大会である関東学生選手権水泳競技大会は最終日を迎えた。この日、専大は4種目に計14名が出場し、個人種目からは2名の選手が決勝に進出した。
200m平泳ぎに出場した柴本真衣(人間科学1・城南静岡)はこの日調子が上がらず、予選では自己ベストである2:31.08とは程遠い2:35.43であったものの、予選16位でB決勝に駒を進めた。会場の盛り上がりが増す決勝、柴本は「入場して台に上るまでは緊張していたが、チームメイトの応援を見たら『頑張らなきゃ』という気持ちに変わった」と、仲間への感謝とともに自身の心境を振り返った。決勝では後半ペースを上げ、最後の50mで8位から1つ順位を上げた7位でフィニッシュした。2:34.41と予選よりもタイムを上げたものの、目標には届かず、「前半がダメだとわかっていたので後半泳ぎを崩さないように意識していたが、(2分)32秒も出せず、(次戦のインカレを有利に進めるための)点数を稼げなくて悔しい」と振り返った。インカレまではあと27日、「泳ぎを安定させて、予選からタイムを出せるよう、とにかく練習して練習して、自信をもってインカレに挑みたい」と強い思いを示した。
▲200m平泳ぎで泳ぐ柴本選手
女子4×200mフリーリレーは1、2年生のみで出場し、グループ3位、そして全体では11位という結果に終わった。ベストラップを記録した3走の山本純奈(文1・浜名)は「順位はあまり気にせず、とにかくがむしゃらに泳いだ。個人の200mはあまり良くなかったが、リレーでは90%の力を出せた」と笑顔で振り返った。「まだインカレのタイムが切れてなかったのでタイムを切ることを最低目標としてその中で、自分がベストラップでこられたらチームのためになる」というレース前の心境を見事に有言実行してみせた。次戦のインカレに向けては「個人種目とフリーリレーで同じくらい力を出せるようにして、チームに貢献したい」という意気込みを見せた。
▲ベストラップで泳ぎ切る山本選手
文=小野茉凜(文1)
写真=相川直輝(文4)
北原倖多(文2)