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2023.08.13
サッカー

【サッカー部】城西大を3発撃破 破竹の5連勝で昇格へ前進!

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦3部


第13節 VS城西大学体育会サッカー部


8月12日(土) 18:00Kickoff


@JOSAI SPORTS FIELD 第1G(埼玉県入間郡毛呂山町)


専大 3–1 城西大


〈試合前情報〉

専大は12節、東京学芸大学と対戦した。先制点を許すも、後半はゴールラッシュとなり、4-1で勝利。4連勝を達成して4位に浮上した。


直近のリーグ戦からのスタメン変更は2名。片桐、村上が外れ、浦川、米山が入る。

以下、スターティングメンバー(4-4-2)

GK 1 大野 来生 (法4・成立学園)

DF 2 一丸 大地 (法3・東海学園) 後半0分 OUT

DF 19 平川 佳樹 (法1・流通経済大柏)

DF 15 松村 厳 (法3・松商学園)

DF 12 志村 ぼん(経済1・韮崎)

MF 14 藤井 瑛斗 (商3・大津)

MF 8 浦川 流輝亜 (文4・青森山田) 後半22分 OUT

MF 11 山本 隼大 (経済3・名古屋)

MF 17 米山 導 (経済3・横浜) 後半38分 OUT

FW 29 山下 晶大 (経営3・専大松戸) 後半41分 OUT

FW 13 情野 依吹 (経営3・日大山形) 後半50分 OUT


途中出場

DF 5 樋口 大輝 (法4・松商学園) 後半0分 IN

MF 16 渡邊 弘和 (経済3・仙台育英) 後半22分 IN

FW 9 松本 皐誠 (商2・東海学園) 後半38分 IN

DF 3 東海林 泰地 (法4・清水桜が丘) 後半41分 IN

FW 22 貝賀 鼓太郎 (経営2・宇都宮短期大学附属) 後半50分 IN


〈戦評〉

アウェイに乗り込んだ専大は前半8分、城西大にFKの流れから失点を喫してしまう。それでも、好調な攻撃陣を軸に主導権を握ると、米山が同点弾を奪って追い付き、試合を折り返す。後半に入ると、浦川が仕掛けて自ら得たPKをしっかり沈め、逆転に成功する。その後も冷静に試合を進め、終盤には鋭いカウンター攻撃から情野がダメ押しの3点目を奪って3-1で試合終了。昇格を争うライバルを相手に大きな勝点3を手に入れた。これで専大は破竹の5連勝を達成し、昇格へまた一歩前進した。



〈試合展開〉

昇格を目指す上位チーム同士の対戦は立ち上がりから激しい競り合いが繰り広げられる。前半8分、城西大に右サイドの敵陣深くでFKを与えると、サインプレーからマークを外してペナルティエリア中央でフリーになっていた相手に合わせられて早々に失点を喫してしまう。失点後はケガで欠場した村上に代わってキャプテンマークを巻く大野や松村が前向きな言葉を掛けてチームを鼓舞。


▲欠場の村上に代わり、キャプテンマークを巻く大野


前半30分には右サイドの敵陣深くで得たスローインから山本がペナルティエリア右でボールを収めると、左足で中央にパスを送る。受けた米山がワントラップから素早く右足を振り抜く。このボールが見事にゴール左隅に流し込まれて前半のうちに同点とする。


▲米山は3節以来のスタメンで結果を残した


ハーフタイムでは増田ヘッドコーチを中心に戦術の確認や修正が行われ、右サイドバックに樋口を投入して守備の安定を図る。後半8分には米山からのパスを受けた浦川がペナルティエリア左にそのまま進入。巧みな仕掛けを見せると、相手に倒されてPKを獲得する。キッカーはPKを得た浦川。ゆったりとした助走から左足でゴール左に蹴り込み、待望の逆転弾を奪う。


▲PKを獲得し、喜ぶ専大の選手達


城西大に幾度もディフェンスラインの背後にロングボールを送られるも、途中出場の樋口を中心にうまく対応する。なおも主導権を握る専大は相手のクリアボールを拾って前線につなぐと、松本がスピードに乗って右サイドを突破。中央にパスを送ると、受けた渡邊がペナルティエリア手前から絶妙なスルーパスを供給する。反応した山本が右足でシュートを放つも、ここは惜しくも左ポストをたたく。得点こそ決まらなかったものの、鋭いカウンターで好機を生み出す。


▲今節も山本の仕掛けが目立った


終盤に差し掛かると、後半41分に再びカウンターからチャンスを創出。自陣で相手からボールを奪い、前線につなげると、情野が敵陣を独走してペナルティエリア右まで持ち運ぶ。そこから狙い澄まして右足でゴール左隅に流し込み、試合を決定付ける3点目が生まれる。リードを2点に広げた後も全く気を緩めず、3-1で試合終了。土壇場で敗れた前回対戦時の雪辱を果たす逆転勝利をつかんだ。これでアウェイ5連戦を5連勝で飾り、勝点を24に伸ばした。



専大 3–1 城西大


得点者 専大 米山、浦川、情野

   城西大 石倉


試合後、インタビュー

志村ぼん



試合を振り返って―

「個人では、武器である左足のクロスを出せなかったことが反省点。一方守備では相手の攻撃を跳ね返せた」


クロスが打てなかった理由について―

「相手中盤の強度が強く、うまく持ち上がれなかった」


サイド攻撃の修正について―

「試合開始直後はサイドからの攻撃が上手くいかなかったが、前半の給水時間に話し合い、ポジションを修正したことによって、サイドからの攻撃が通るようになった」


今後の目標―

「個人では中断期間にサイドからの攻撃を鍛えて成長していきたい。チームとしては、残り全勝を目指して頑張りたい」



米山導



試合を振り返って―

「(村上)千歩くんが怪我をして久々の先発ということで出番が回ってきて、何が何でも点を取るという気持ちで試合に入った」


自身の得点を振り返って―

「(山本)隼大が右サイドでうまく打開してくれて自分のところに出してくれると思ったので、隼大を信じて待って自分は流し込むだった」


ゴール前に走り込む場面も多かったが―

「ゴールに向かって走っていけば、点は取れるなと思っていた」


自身の課題について―

「コンスタントに出られていないので目に見える結果にこだわりたい」


中断期間に入るが―

「5連勝できて良い雰囲気で中断期間を迎えるが、ここで途切れるのではなく、この雰囲気を忘れず、今まで通りやっていければなと思う」


次節は9月27日に中央学院大学と対戦する。


文・写真=竹田一爽(文2)