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2023.07.18
陸上競技

【陸上部】藁科が5000mで自己新 新井も復活の組1着

<富士裾野トラックミート=7月15日 裾野>

▲組1着で自己ベストを更新した藁科

 裾野市運動公園陸上競技場で行われた富士裾野トラックミートに専大から16名が出場。5000m4組目に出場した藁科健斗(経営2・横浜)は圧巻の走りを見せ自己ベストを更新。2組目に出場した新井友裕(文2・浦和実業)も怪我から復帰し組1着を獲るなど、2年生が躍動した。


 「最低でもベストは出していこう」。藁科はレース前から決めていた。序盤は集団の中でレースを進めていたが、3000mを超えたところで一気に抜け出した。「ちょっと(集団の)ペースが落ちていたので、いけるかなと思って」とスパートシーンを振り返ると、勢いそのままに組1着でゴール。4月に記録した14分30秒の記録を15秒塗り替える14分15秒と湿度の高いコンディションの中、力を発揮した。藁科は「最低でも14分20秒を切るって目標だったので、最低限の目標は達成できた」とレースを振り返る。今年は3月の学生ハーフや6月の全日本大学駅伝予選会など、経験を積んできた。「2年生ですけど、ちゃんと走っていって底上げをしていかないとと思ってたので。主力という自覚はないですけど、チームの中では上で他大学さんと戦っていかないといけないと思っている」と力を込めた。

▲後半は独走で勝ち切った藁科


 新井は怪我から明け、現状の確認の意味も含め2組目に出場。帝京大の山下選手と競り合いながらラスト300mのスパートで突き放し組1着でフィニッシュ。レースを振り返り、「組1着で勝ち切れたという事で夏につながるレースだった」と怪我から復活の糸口をつかんだ。秋以降の駅伝に対しては「ハーフマラソンは(今年の)冬もそこまで悪くなかった。苦手意識はないが怪我をした期間も長いので、まずは(調子を)戻して夏しっかり練習をしていきたい」と語った。

▲怪我中はバイクなどでトレーニングを積んでいた新井。夏に向け良いきっかけを作った。

▲組1着でゴールした藁科(右)と新井(左)には副賞が送られた



<結果>

5000m

〇1組目

3着 水上紘汰  15:01.95

5着 渡辺凛    15:07.94

16着 中島琢登  16:13.12

18着 吉丸慶音 16:32.42


〇2組目

1着  新井友裕 14:48.76

10着 黒田太洋 15:11.87

14着 佐藤真也 15:17.56

17着 丹柊太郎 15:24.65



〇3組目

14着 安藤凛 14:59.99

16着 中島優太 15:06.00

17着 具志堅一斗 15:08.99

24着 日比野陸 15:26.47

DNS 和田晴之


〇4組目

1着 藁科健斗 14:15.57

6着 江幡凜太朗 14:38.48


10000m

〇1組目

5着 山城弘弐 30:50.97

7着 佐藤陸 30:58.14


文・写真=相川直輝(文4)