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「アミノバイタル®︎」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会
1回戦 VS成蹊大学体育会蹴球部
6月16日(金) 18:00Kickoff
@国士舘大学グラウンド(東京都町田市)
専大 3–0 成蹊大
〈試合前情報〉
アミノバイタルカップは関東大学サッカーリーグに所属する36チームと各都県リーグの代表校12チームの全48チームによって行われるトーナメント方式の大会で、大会上位6チームが第47回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメントへの出場権を得る。
専大はアミノバイタルカップ初戦、国士舘大学グラウンドで都リーグ代表の成蹊大学と対戦した。
以下、スターティングメンバー(4-2-3-1)
GK 28 吉野 翼 (法2・佐野日大)
DF 2 一丸 大地 (法3・東海学園)
DF 19 平川 佳樹 (法1・流通経済大柏)
DF 15 松村 厳 (法3・松商学園)
DF 4 根本 健汰 (ネット情報4・鹿島学園) 後半15分 OUT
MF 14 藤井 瑛斗 (商3・大津)
MF 23 渡邊 弘和 (経済3・仙台育英) 後半0分 OUT
MF 20 棟方 豪郎 (経済3・昌平)
MF 9 松本 皐誠 (商2・東海学園) 後半0分 OUT
MF 11 山本 隼大 (経済3・名古屋) 後半21分 OUT
FW 18 仲本 隼翔 (経済2・松商学園) 前半35分 OUT
途中出場
FW 10 村上 千歩 (商4・東海学園) 前半35分 IN
MF 8 浦川 流輝亜 (文4・青森山田) 後半0分 IN
FW 7 松永 颯太 (経済4・清水桜が丘 ) 後半0分 IN
DF 5 樋口 大輝 (法4・松商学園) 後半15分 IN
FW 30 金子 力丸 (文4・聖和学園) 後半21分 IN
〈戦評〉
低調なリーグ戦の戦いぶりを払拭したい専大は右サイドから攻撃を展開する。しかし、細かいミスが続いてしまい、決定機を作ることができない。攻めあぐねたまま、スコアレスで試合を折り返す。後半から浦川と松永を投入し、より攻撃的なシステムに変更。これが功を奏して早い段階で先制に成功する。その後は守備陣が守り切り、終了間際にさらにリードを広げて3-0で試合終了。快勝を収めて國學院大学が待つ2回戦へ進出した。
〈試合展開〉
昨シーズンあと一歩のところで全国への切符を逃したアミノバイタルカップに1回戦から挑んだ。今季初のナイトゲームとなり、風が適度に吹く、良好なピッチコンディション中で試合が始まる。序盤から左サイドに入った山本がドリブルで切れ込み、シュートを放つも、枠の右に外れてしまう。前半9分には成蹊大にセットプレーからポストをたたく、際どい場面を作られる。
▲果敢に仕掛ける山本
その後はベンチから「シンプルに」という声がかかり、右サイドを中心にクロスから得点を狙うが、決めきれない。すると、前半34分、専大にアクシデント。最前線に入った仲本が負傷してしまい、村上が投入される。前半終了間際には右CKから平川が枠内にヘディングシュートを放つも、GKにセーブされて得点とはならない。そのままスコアレスで試合を折り返す。
▲途中出場の松永と浦川が流れを変えた
ハーフタイム明けに松永と浦川をピッチに送り込み、フォーメーションを4-1―2―3に変更。攻撃的な布陣で相手ゴールに迫る。すると、後半6分には左サイドから山本がクロスを送ると、ファーサイドで松永がボールを回収し、パスを送る。一丸が受けてペナルティエリア手前の右から右足でペナルティエリア内へ浮き球を供給すると、中央で村上がヘディングシュートを放つ。これがゴール右隅に決まって先制に成功。
▲専大応援団に駆け寄る村上
得点直後にも専大にビックチャンスが訪れる。しかし、ここは藤井が逃してしまい、追加点とはならない。代わって入った村上、松永、浦川の3人が攻撃の流れを作って主導権を握る。ボールロストからカウンターを浴びるシーンも何度かあったが、松村を中心にDF陣がしのぎ切ってアディショナルタイムに突入。
味方からのロングボールを村上が収め、右サイドの松永に預ける。松永は切り返して敵陣深くから左足でクロスを供給し、ニアサイドで浦川が頭で落とす。ゴール前で金子が競って生まれたこぼれ球に反応した棟方が左足で豪快にシュートをたたき込み、待望の追加点を奪う。
▲強烈なシュートで追加点を奪取した棟方
攻撃の手を緩めない専大はさらにその4分後、浦川が右サイドで鮮やかなボールコントロールからターンでDFを交わし、置き去りに。浦川はそのままペナルティエリア右に進入し、左足を一閃すると、力強いシュートはネットを揺らす。スーパーゴールでさらに点差を広げて試合は3-0で終了し、2回戦進出を決めた。
専大 3–0 成蹊大
得点者 専大 村上、棟方、浦川
試合後、コメント
村上 千歩
試合を振り返って―
「まずは初戦をクリーンシートで勝てたということは良かったです。
まだまだ課題はありますが、勝ちながら修正して成長していければなと思います」
先制点を振り返って―
「一丸のクロスが良く、流し込むだけでした。0-0でなかなか点が決められない状況の中、ゴールを決められてチームを勝たせることができて良かったです」
2回戦に向けて―
「次もチームひとつになって勝てるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします」
▲リーグ戦に続き2戦連発となった
2回戦は6月18日に国士舘大学グラウンドで國學院大学と対戦する。
文=竹田一爽(文2)写真=北原倖多(文2)