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<2023年度春季関東大学男子1部リーグバレーボールリーグ戦=5月7日 東海大学湘南キャンパス 専修2ー3中央>
6日に行われた順天堂大学に勝利し3連勝とした専修大学は7日、中央大学と対峙し接戦の末敗北した。これによりリーグ戦において5勝2敗とし、4連勝を飾ることはできなかった。
<スターティングメンバー>
#1 甲斐孝 OH
#5 山崎 OH
#13 井出 S
#16 千葉 MB
#19 堀内 L
#21 水野 Li
#25 新居 MB
第一セット、甲斐孝太郎(文4・日南振徳)のアタックや千葉のブロックによって一気に5点引き離し7‐2とするとそのまま点数をリードしたまま試合が進む。しかし、ラインぎりぎりを狙ったボールなどに苦しみ16対16と同点まで追いつかれ、そこからは一進一退の流れに。そんな中でも山崎仁(商4・駿台学園)や堀内大志(日南振徳 )が点数を決め、甲斐、千葉貫世(経済2・東北)のブロックの成功で締め括り31ー29と第1セットを奪った。
第一セットを奪った勢いで2-0とリードする形で第二セットを開始するが、相手の鋭いスパイクを受け止めきれないなど失点が続き4ー4と同点にされ、その後もラインアウトやネット際の攻防を制することができずにリードを許してしまう。中盤も先を行かれる形が続いたが、12ー16の場面。お互いが譲らない中、新居良太(経済1・開智)が打った緩いボールが得点となり、そこから山崎のブロックの成功も重なり一気に16ー16まで追い上げた。しかしその後は相手の鋭いスパイクに悩まされ22ー25と第2セットを奪われた。
続く第三セット、同点になる場面はあるものの先制することができずに試合が進む。しかし17ー21の場面。甲斐の鋭いスパイクが刺さり得点したことをきっかけに、炸裂する相手のスパイクもブロックで封じるなど3点を追い上げ1点差まで追い上げる。最後は、相手チームのサーブミスが頻発する中、専大チームのブロックが勢いをあげ得点に繋がり、28-27と逆転を果たし、そのまま逃げ切り30ー28で第3セットを制した。
第四セットでは相手のブロックに苦しんだ。甲斐が「後半疲れが出てきてジャンプが落ち、相手ブロックに引っかかってしまった」と話すように相手のブロックに阻まれ一気に0ー4まで先制されてしまう。その後何とか立て直し甲斐や山崎のスパイクが得点を重ね9−8と逆転するも相手の強いスパイクが専大のブロックを崩し同点となる。その後も接戦を続けたが、相手のサーブに対応しきれないなどのミスも見られ点差を離され20−25とフルセットへ突入。
先制を許した形で第五セットがスタートし、点差を縮められずに進んだ7−13の場面。流れを変えるような甲斐の緩急のあるボールで相手を翻弄し何とか追いつこうとするも点差を縮めることができず11−15、セット数2-3とし敗北した。
▲試合前の選手たち
▲#16千葉と#1千葉の力強いブロック
▲甲斐の鋭いスパイク
千葉は今日の試合を「ブロックで点を取ることは出来たので、チーム的にも流れを掴めた」と振り返り、5勝2敗という結果について「惜しい試合があったという悔しさはあるが、自分たちのバレーをしていくことが勝ちに繋がると思う」と前向きに語った。
甲斐は「前半は良かったが、後半自分達のミスで点を取られてから流れをつくれなくなってしまった」とこの試合を振り返り、今後の試合については「今までより高さや組織のあるチームであるため、そこに負けない良いにブロックやサーブを意識したい」と次を見据えた。
文・写真=千葉里央(文2)